【漫画】『アオのハコ』第12巻 感想 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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第11巻まで欠けることなく置いてあった本屋に何故か第12巻だけ置いてなくて、第11巻を読み終わった時点で『なるほどな、第12巻が置いてなかったということは……そういうことだよな。』と予想はしていたんだけど、、、



大喜と千夏先輩、遂に付き合い始めました‼︎👏👏👏
告白までの流れもめちゃくちゃ良かったんだよね。
千夏先輩が長野に帰省したから年末年始に会えなくて、今までのことを振り返ってたり、千夏先輩に至っては大喜と雪合戦する妄想までして、お互いに『会いたい!』って気持ちが爆発してんのよ。
ここで妄想までし出してる千夏先輩、ってのがカップルとしてのこの先の構図を表しているというか、大喜の“好き”って気持ちの方が強いように見えて実は千夏先輩の“好き”って気持ちの方がめちゃくちゃ強いっていうのが徐々に出てくるんですよねぇ(笑)。


凍った湖の上での告白……場所が高校生にしてはドラマチック過ぎてヤバいね。
スキー旅行で来てるのに抜け出して(許してくれた針生先輩たちの器の大きさたるや)、30分後のバスまで待てずに走って湖へ向かう大喜の姿はかっこよかった……『途中で倒れちゃうんじゃないか?』っていうのもあったからちょっとハラハラしたけど。


で、無事に千夏先輩に会えて『好きです。俺、千夏先輩のことが好きです。』……いやー、めちゃくちゃキュンとした🫰
それと『キターーー!!』っていう思いもあったし、大喜が告白した時点で勝ち確みたいな感じもあったから、この時点で結構舞い上がってたわ(笑)。


大喜の告白を受けての千夏先輩……マフラーをクイッと上げて顔隠してるのがまた可愛いんだよねえ。
ちょっと目を潤ませながらの『私も好き。好きだよ、いのまたたいきくん。』って、この“いのまたたいきくん”は第1巻で大喜がマフラーやら何やらを千夏先輩に貸そうとして、逆に千夏先輩が大喜にマフラーをつけてあげるシーンとかインターハイへの思いを思い出させてくれた大喜に感謝を伝えたシーンを彷彿とさせるよね。。。
最初にガッツリ絡んだ時の呼び方をここで引っ張り出してきたってことは、千夏先輩はこの時から既に大喜のことを意識してたってことですよね。
しかも、“かなり”ね。だってさ、好きな人との最初の出会いとか会話とかまでなかなか覚えてられないでしょ。


で、付き合うことになって千夏先輩のおじいちゃんが運転する車の中で上着で隠して手繋いでるのキュンキュンしたーー(笑)。
この手繋ぎも仕掛けたのは千夏先輩からだし、『付き合うってことでいいんだよね?』って迫ったのも千夏先輩……お互いに好きだと分かった途端にグイグイ来ましたよ〜(^^;;
今まで千夏先輩は優しすぎるというか考えすぎというか、大喜の邪魔にならないように……ってところで我慢してた部分もあったんだろうなと感じるくらいめっちゃ積極的に来る(笑)。


それが花恋とのやり取りでも出てますよね。
“変態ちー”の誕生、そして名言『私が大喜くんに触りたくなってるの。』
これはとんでもないヤツを呼び起こしちゃったかもしれないよね(笑)。
直前には『大切にしてあげたい』と言っておきながら大喜を狂わせようとしてますよ、この人(^^;;


最高だよ、マジで。
第12巻は最初から最後まで全部好きだわ。
千夏先輩のおじいちゃんがおばあちゃんに告白した時の言葉もめっちゃ良いのよね。
『気がついたら朝1番にあなたに会いたいと思ってしまいます。』
何このイケメンフレーズ(笑)。
朝練仲間の大喜と千夏先輩にもリンクする言葉だし、この言葉って「アオのハコ」という作品において一番重要と言っても過言ではないレベルだと個人的には思いますね。


あー、最高だった…‼︎