【レビュー】『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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ストーリー:5.0

キャラ:4.8

映像:5.0

作中BGM:4.0

OP/ED:5.0

おすすめ度:4.8

合計→28.6/30.0



「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記」

2022年に放送されたドラマで当時も気になってはいたんだけど、色々なタイミングの都合で観れなかったんですよねぇ……。

それが今回シーズン3の放送に先駆けてYouTubeで過去作の配信が始まりまして、そりゃあ観るよねぇ。



このドラマは『量産型』と称されるごく普通のOL・小向リコが町の模型店で出会ったプラモデルに魅了されたことをキッカケに自分自身を見つめ直し、時に同僚を巻き込んだりしながら成長していく様子を描いた物語になっています。



冒頭で『当時も気になってはいた』と書いたけど、僕自身はプラモデルは好きでも嫌いでもない……ってか、触ったことがない。

じゃあ、何で気になっていたか……答えは簡単。




主演が“与田祐希”だから(笑)。

与田ちゃん好きなんですよねぇ。



まあ、観るキッカケなんてそんなもんでしょうよ。



で、観てみたら結構面白い。



個人的にお気に入りなのは“ミニ四駆回”🚗🏁

ミニ四駆もやったことないけど、他のプラモデルに比べてミニ四駆はレースがあるから燃えるよね🏁





いつもクールでエリート社員の大石さんが実はミニ四駆大好き人間だった、とか現実でも割とある『おっ、マジか!』の展開(笑)。

ミニ四駆イベントの企画書を見た時から声が出そうなくらいアガってたって明かしてるのも面白い(^^;;



大人になってからおもちゃに囲まれた空間で子どもの頃の話とかするの良いなぁ〜。めちゃくちゃ良いシーンだな、って思いました。




で、何気なく観てたら、、、





「ラブライブ!」!!( ゚д゚)

南ことり登場でビックリした。たしか、放送当時もTwitterで話題になってた記憶がうっすらあるわ。

ってか、そうか。こういうのもプラモデルか。

プラモデルってガンダムのイメージが強かったんだけど、蓋開けたら色々あるんですね。





第9話も結構好き。

リコと同期で社内では次期エース候補と騒がれていることから何かと上からものを言ってくる浅井が、実は自分も会社の駒という意味では量産型だったことに気付く回。

浅井はガンダムを作っているつもりだったけど、実は量産型の機体だったことに気付くプラモデル作りのシーンもなかなかのメッセージ性。

ってか、浅井役は“まえだまえだ”の弟がやってるんだけどデカくなったなぁ(^^;;





序盤から描写のあったリコと大石さんの恋愛模様は最終話でリコが大石さんにアタック。

けど、大石さんはリコを妹にしか見ることが出来ないらしい……( ̄▽ ̄;)

そうか……リコのことは好きなんだろうけど“妹的な意味で”っていうのがあるのか。

まあ、この2人が結ばれてハッピーエンドは無いと思ってたけど、想像とは違う展開だったので一本取られましたわ。



で、シーズン2もYouTubeで配信されているからこれから観ようと思ってるんだけど、どうやらシーズン2と謳っていながらシーズン1の続きではなくパラレルワールドが舞台みたいなんですよね。

まあ、パラレルワールドが舞台なのは見始める前から知ってはいました。ただ、シーズン1を観てるうちにリコのいる部署の雰囲気が好きになってきて『パラレルワールドになっちゃうの勿体ないなぁ……。』って思ってたら、最終話でリコのいる部署が解散になっちゃったんですよね。

それだったらしょうがないかな、って思いました(笑)。




役者さんの若手、中堅、ベテランのバランスが良かったように思います。個性があって安心感があって……凄く良い雰囲気の作品でした。



掘り下げという点ではOPに名前が出るような主要人物は一通りプラモデルを作ったのですが、1人だけリコと同じ部署の先輩がプラモデル作ってないんですよね、僕の記憶が正しければ。そこがね、ちょっと気になりますよね。1人だけなのでね。



まあでも、全体的に凄く面白かったです。

プラモデル作りの魅せ方も上手いというか、惹き込まれるものがありました。

あと、EDが毎回違かったのも細かくて良いなぁって思いました。