ブースト。 | KENのブログ〜Flying to the World〜

KENのブログ〜Flying to the World〜

阪神タイガース/ゲーム/アニメ/NJPW/etc.
ネタがある限り毎日更新。
いいね・コメント、めちゃくちゃ励みになります。コメント、お気軽にどーぞ。




交流戦が終わり、阪神タイガースはここまで64試合を消化して38勝24敗2分。
交流戦で7勝10敗1分と沈んだことで、6ゲーム差をつけていた2位DeNAに2.5ゲーム差に詰め寄られました。


金曜日からはそのDeNAとの3連戦。
DeNAは“交流戦優勝”というブーストを持って、この3連戦に入ってきます。勝率の良い本拠地・横浜スタジアムというのも大きなアドバンテージで、非常に厄介な相手。厳しい3連戦になることが予想されます。


交流戦で失速したタイガースは先発投手陣こそ交流戦でも変わらずゲームメイクが出来ていましたが、リリーフ陣と野手陣に不調の波が来ていたり、疲労が伺えました?


チーム状態が悪い中で迎える首位攻防戦。
この3連戦は非常に重要で、ここから先の展開を左右する3連戦になると思っています。


V逸の記憶として新しい2021年は交流戦自体の戦績は良かったものの、交流戦明け最初のカードで2位巨人に負け越し。そこからシーズン終了までチーム状態が良くなることは無く、我慢の時期が続きました。


勝ち越せばノッていけるし、負け越せば厳しい戦いが続く……


でも、“交流戦優勝”という肩書きを背負ってくるDeNAと最初に当たるのは阪神にとってはある意味チャンス。
2つ、3つ勝てばノッているDeNAの勢いを根こそぎ持っていけるわけですから。


ポジティブ過ぎ?
いや、だって過ぎたことは変えられないからね。
交流戦で負け越した、失速した事実は変わらない。けど、金曜日からの3連戦を最低でも勝ち越せれば地獄の3週間をひっくり返せる。。。



まあ、その為には交流戦で崩壊したチームを立て直す必要があります。


特にリリーフ陣の再編は急務。
抑えの湯浅投手が再調整で2軍に落ち、ここまで大車輪の活躍を見せていた岩崎投手と加治屋投手には疲労が伺えるなど、苦しい状況。
石井投手が怪我から戻ってきましたが、どんでんが石井投手の起用法を掴めていない感じですし、岩貞投手も首痛から戻ってきたばかりということで、元気なのは島本投手とK.ケラー投手ぐらいですかね。


島本投手は安定していますが、K.ケラー投手は不安定でどんでんの信頼も勝ち取れているようには見えない……僕もK.ケラー投手への評価は低めです。イケイケで投げてるように見えるので。


2軍から岡留投手と馬場投手が昇格予定ですが、個人的には怪我組(岩貞、湯浅、石井)や不調組(西純矢、浜地)をすぐに1軍に戻す前にこの2人を上げてきて欲しかったんですよねぇ。
岡留投手と馬場投手は“切り札”という格の選手ではないので、ここまで温めておく必要は無かったですし、シーズンを戦いながらチームを強くしていく方針なら尚更早めに昇格させるべきだったと思っています。
リリーフ陣の救世主という位置付けを求められるような形での昇格は2人の実績を考えたら重いですよ。。。



そして野手はここ数年で恒例になってますが“打てない、守れない”問題が今年も顔を出し始めました。
バッティングの状態が落ちてきた選手ほど、守りでミスが出てきていて、一番分かりやすいのが試合途中から出てきて2失策を記録したノイジー選手。打てないイライラがかなり溜まっているように見えますし、目の前のプレーに集中出来ていない印象を受けます。


また、バッティングも好調でエラーも少なかった“中野、木浪”の二遊間も好調が落ち着いてきて、エラーが増えてきました。2人で1イニングに3失策という試合もありましたし、穏やかではないですね。
木浪選手はルーキーの時ぐらいしかシーズンを通して試合に出続けたことがないですし、中野選手は昨年一昨年を観ていてシーズン中盤・終盤にエラーが増える印象があるので、この二遊間の不安は大きいです。
代わりも現状はショートの小幡選手しかいない上にその小幡選手もやらかし癖があるというか、肩が強い分動きが軽いのでミスが多い。


チーム状態が良い時にもっと未知の戦力を試せたら良かったのですが……。


クリーンナップの顔触れ、二遊間、外野の2枠(レフト、ライト)……


首位でありながら、ちょっと問題点が多いですね。



チーム状況、そして選手層を見ると首位で貯金14ではありますが、踏ん張り時だなと。



交流戦優勝のDeNA。
菅野投手や中川投手といった実績のある投手が戻ってきた巨人。
では、タイガースは一体何を“ブースト”にして“アレ”に向かっていくのか。
浜地投手、湯浅投手の復活でブーストをかけにいって一度失敗しているだけに、ここは注目です。