ストーリー:3.0
キャラ:3.8
作画:5.0
作中BGM/挿入歌:4.0
OP/ED:5.0
おすすめ度:4.2
合計→25.0/30.0
1期は“28.9点”を付けてるので、約4点ダウンする形になってしまった「ラブライブ!スーパースター‼︎」2期。
まあ、どう考えてもストーリーよね……。
2期で評価が落ちた決定打はやはり終盤の“かのん、留学”。
最終的には留学の話が無かったことになるというオチを含めて、もう滅茶苦茶でした(笑)。
決勝大会をサラッと終わらせてまでやりたかったのがコレかと……制作陣が“ラブライブ!”を軽視してしまったことが残念でならない。
留学の話を通じてかのんやメンバーの葛藤を描きたかったんだろうけど、それならもっと序盤からやって東京大会までにはスッキリさせておくべきだったんじゃないかなと。サニーパッションを敗退させずに残していれば、留学の話を展開しながらでも“ラブライブ!”にフォーカスを当てれたはず。
『留学の話は3期でやれ。』という意見もあったけど、3期ではかのん達は3年生だから自身の葛藤は描けてもメンバーの葛藤は描けない……すぐ卒業だから僕の感覚だと『ご自由に〜』ってなるのでストーリーを築けないんじゃないかと。
だから2期でやった理由は理解しているつもり。でも、タイミングが悪すぎた。
で、ちょっと触れたけどLiella!のライバルポジションだったサニパがウィーン・マルガレーテに負けたのも穏やかではない。
マルガレーテは本来なら“ラブライブ!”出場資格が無い中学3年生……『何で出場出来てるの?』という誰もが疑問に感じるであろうポイントのアンサーが無いまま話が進んでいったのが個人的にはノレない。パワープレーすな、ちゃんと説明してくれ(^^;;
“サニパ予選敗退”という展開自体は衝撃だったけど、優勝候補が予選で消えるなんて現実でもよくある話だからね…… “サニパ超え”もLiella!の目標の一つではあったから作品としてどうなのかというところはあるけど、個人的には“サニパ予選敗退”に関しては不満は無い。けど、“本来出場権のない者に負けた”ことに関しては不満しかない(笑)。
Liella!のライバルポジションでありながら、一度もちゃんとしたパフォーマンス描写が提供されなかったのも『うーん……。』って感じ。
そう考えると制作陣の“マルガレーテ、プッシュ”は凄まじいなと……ちょっと引いちゃうレベル。
良くない意味で制作陣の思惑が見えてしまって、冷めちゃったな。。。
その他でマイナスなのはオニナッツの掘り下げ回。
オニナッツの印象を悪くする流れの必要性を全く感じなかったのと、唐突に北海道に現れたかのんがちょっとね……。お父さんの忘れ物を届けに東京から北海道へ……いやー、無理があるでしょう(笑)。
2期は挿入歌が一つも自分には刺さりませんでしたが、OP曲『WE WILL‼︎』、ED曲『追いかける夢の先で』は良かった。EDに関しては髪型交換のアニメーションも良かったです。
制作が決まった3期への期待とモチベーションは……察してくださいm(_ _)m