今回は野手編。
野手はセンターの近本選手以外がレギュラー白紙の状態。
ただ、個人的には余程のことが無い限り、昨シーズンと顔触れは変わらないと思ってます。
まあ、ポジションごとに見ていきますか。
【捕手】
梅野選手と坂本選手の一騎打ち。
どちらが勝つにしても、昨シーズンの梅野選手の失速っぷりを考えれば1週間(6試合)で“4-2”か“5-1”でスタメンマスクを分け合っていくのが理想。
2人とも守備はそれぞれ持ち味を発揮してるけど、バッティングは梅野選手が本調子なら問題ないのに対して坂本選手は不安あり。
スタメンマスクを分け合っていく為にも、坂本選手のバッティング向上が求められます。
【一塁手】
レギュラー白紙とはいえ、マルテ選手以外考えられない(苦笑)。
まあ、大山選手がファーストというオプション(大山さんのファースト守備は結構上手い)もあるけど、『じゃあ、マルテはどうするの?』ってことになるわけで、余程のことが無い限りファーストはマルテ選手よ。
チーム自体に影響は無いと思うけど、OBの方々のファースト・大山、サード・佐藤 輝明が観たいが為の“マルテ軽視”が気になる。
【二塁手、遊撃手】
コロナによる糸原選手の離脱、中野選手の負傷でセカンドとショートは横一線の争いに。
ポジションを空けて待つことはしないと思うので、木浪選手、熊谷選手、小幡選手、遠藤選手、高寺選手の5人での争い……とりあえず、打てば勝ち取れる。まあ、木浪選手以外はほぼ新顔なのでエラーはある程度覚悟しなきゃいけないですねぇ(ある程度では済まないかw)。
【三塁手】
大山選手か佐藤 輝明選手の二択。
スタメンには2人とも入ってもらわなきゃ困るので、余程のことが無い限りはどっちかがサード、どっちかが外野でしょう。
佐藤選手のサード守備は数試合しか観てないので未知数。大山選手は昨シーズンこそエラーが多くなってしまいましたが、それは背中痛の影響だと僕は思ってるので挽回して欲しいところ。
バッティングに関しては大山選手に不安要素は特に無い。強いて言えば、どの打順に置いてもチャンスで回ってくる男なので、出来るだけ調子の波は小さく、って感じかなぁ。いや、今までも十分出来てると思うけどね。
佐藤選手は2年目のジンクスが怖い。『昨シーズンの終盤が2年目のジンクスのようなもの。』という声が多いけど、あれは怪我をおして出場していたからだと思うので、2年目のジンクスが来てしまう可能性はあると思ってます。
【外野手】
センター・近本選手だけ確定の外野陣。
昨シーズンの面々でいえば、佐藤選手、ロハスJr.選手、島田選手の3人での争いかな。サードのポジション争い次第では佐藤選手ではなく大山選手が外野に回る可能性もありますね。
外野手には長打力を求めたいし、昨シーズンは外野のエラーも目立ったので守備の安定感も欲しい。
ざっくりとですが、こんな感じですかね。
で、野手のキーマンを挙げるとすれば、、、
個人的“阪神タイガースのキーマン2022”
【捕手】坂本 誠志郎
昨シーズン:45試合.185(65-12)1本6打点
【三塁手、外野手】大山 悠輔
昨シーズン:129試合.260(466-121)21本71打点2盗塁
奇しくも、現キャプテンと前キャプテンの2人。