感動するところもあったけど、なんか惜しい。。。
作中では約半年“普通科と音楽科の溝”があった中で、前回の葉月さんの演説内容……生徒たちが反対の署名を集めるくらい怒りのボルテージが高まっていたはずなのに、全校集会のやり取りだけで片付くことなんだろうかって思ってしまいました。
葉月さんがスクールアイドル部に加入するところも、せっかく他の生徒たちが見ていたんだから『葉月さん、頑張って‼︎』みたいな感じで普通科の生徒たちが“葉月さんを認める”描写、これは絶対必要だったと思います。
全校集会ラストの拍手だけでは和解には足りないし、普通科の生徒と葉月さんの関係の良化も葉月さん回における大事な要素だったわけで、風に背中を押される前に普通科の生徒たちに背中を押してもらう描写が欲しかったなぁ。。。
ただ、葉月さんの母“葉月 花”さんが結ヶ丘女子高等学校を作るまでのストーリーは感動しました。
花さんは自身が通う神宮音楽学校の廃校の危機を救う為に“学校アイドル(現・スクールアイドル)”をしていましたが、廃校が決定。
それでも学校アイドル活動を通してみんなと結ばれたから、“結ぶと文字を冠した学校を必ずここにもう一度作る。音楽で結ばれる学校をここにもう一度作る”と意気込み(後述の日誌に記されていた)、普通科も音楽科も心が結ばれている学校を夢見て“結ヶ丘女子高等学校”を創立した花さん。
これはめちゃくちゃ感動した。
心の中で『昔から廃校とスクールアイドルはセットなのか。』と静かにツッコミを入れつつ、感動してました(T ^ T)
しかしながら学校存続という成果を得られなかったこと、そして普段の学校生活や他の部活動などの記録は残っているのに学校アイドル活動の記録が何一つ残ってなかったことで、葉月さんは“母は学校アイドルをやったことを後悔している”と思い込んでしまい、それが第1話からの言動・行動に繋がってくるんですよね……。
始めようとしていたスクールアイドル活動も諦め、結ヶ丘でのスクールアイドル活動を嫌うようになるわけですが、結局“学校アイドル活動の記録”(日誌)はちゃんと存在していて部室にあったんですよねぇ……。日誌には楽しそうな写真があったり、花さんが学校アイドル活動を後悔をしていなかったことが綴られていました。
うーん……数多ある資料をチェックしていた割に部室は探さなかったのか……真っ先に向かう場所だと思うんだけど。。。
探す前にかのん達に部室として提供することが決まってしまって探せなかったんだとしたら納得なんだけど、それは視聴者の想像に任せるんじゃなくて本編で消化して欲しい。要らないモヤモヤなのよ……。
ちょっと今回は展開に対するフォローが無さすぎたかなって思いますね。特殊EDにしてるので時間が足りなかった故のことなんだと思いますが、結局そこを突かれて『雑だ。』という評価がされてしまうわけで……うーん、惜しい。。。
「Wish Song」
“君にはもう涙は似合わないよ”とか、“君にはそう笑顔が一番だよ”とか、葉月さんへのメッセージを感じる歌詞だったり振り付けが良いですね〜♪♪
かのんが葉月さんにセンターを任せて実質“Wセンター”になっていますが、ギャラクシーちゃんの時といい今作は“ポジションへの言及”が目立ちますね。
色々ありましたが、無事に葉月さん……いや、恋ちゃんが加入。
次回はグループ名が決まりそうです☆