「この音とまれ!」感想 #7(第14話〜第15話)
大会は波乱の結果に……。
遂に結果発表……の前に、愛は医務室に向かい、全治1ヶ月の捻挫であることを告げられました。来栖さんや鳳月さんが『自分のせいで……。』となる中、滝浪先生が愛の負傷は『トイレの壁をぶん殴ったからだ。』と、説明。実際、滝浪先生に出場を見送るよう言われた時に、壁に思いっきり手をついてたから、まあ間違いではない(笑)。
医務室を出た愛と出会した姫坂女学院の凰。
ここでも『さとわちゃん(鳳月さん)に相応しくない‼︎』と時瀬高校を痛烈批判。ただ、今回は今までより更に踏み込み、『さとわちゃんの音が変わってしまった。』、生ぬるい、下手というワードまで出ました( ゚д゚)
それを偶然聞いてしまった鳳月さんはショックを受けますが、愛は『(音が)優しくなったんだろ。』と、牙を持ち圧倒するような音を奏でていた今までとは変わったことを強調。実際、初登場の時に比べたら鳳月さんはかなり丸くなったと思うし、母の下で演奏してた時に比べて悲壮感とか孤独感というのは消えたんじゃないかな。
で、凰もそれを分かってるんですよね。自分と組んでいたら鳳月さんのあの音は生まれないってことを。でも、『認めない』と意地を張る……( ̄▽ ̄;)
『優しくなったんだろ。』と今の自分を認めてもらえた鳳月さんは『ありがとう。』と、買ってきたお菓子を愛に渡してその場を立ち去りましたが、嬉しかったんだろうなぁ。。。
大会の結果は波乱。
明陵高校が最優秀賞を取ったのは予想通りでしたが、異例の最優秀賞2校のもう1校が無名……というか、第12話あたりから名前やその学校のキャラが出始めた“珀音(はくと)高校”。
愛たち時瀬高校が負けるのは何となく分かっていましたが、姫坂女学院も負けるとは……。。。
ってか、第13話から第14話まで放送当時は3ヶ月空いてたんだけど、3ヶ月後に無名のチームが最優秀賞を取ったところを見せられるのはある意味、愛たちに似た絶望感すらある(苦笑)。
でも、この負けが新たな始まり。
落ち込む武蔵たちに、滝浪先生が『ベスト以上を出した。』と評価。たしかに、光太が立て直すキッカケになるとは思わなかった(笑)。負傷してる愛が最後まで演奏出来るとは……正直思ってたけど、ミスはありながらも結果的に良い演奏で終わるとは思ってなかったから、本当にベスト以上だったと思います。
アツくなってる恋物語。
第15話では、滝浪先生が箏曲部顧問として本気を出し始め、学園祭用の曲を作ったり、音楽にもっと触れさせる為にCD・DVDを持ってきたり……分かりやすいくらいに熱が高まってきたな滝浪先生(笑)。
曲を作ってくるなんて簡単には出来ないので武蔵は不思議に思っていましたが、愛の友達である哲生から滝浪先生の両親が音楽界で有名な人であることを知らされます。武蔵は名前を聞いて驚いていましたが、愛と実康たちはピンと来てない模様(笑)。期待通りのリアクションです(^^;;
でも、音楽家のサラブレッドに演奏を褒めてもらえたという事実は流石に理解出来るので嬉しそうでしたね。特に実康は『リズム感が良い』と褒められて学園祭の演奏では難しい十七玄を滝浪先生から託されていますし、気合い入ってるでしょうね^ ^
後半パートは愛と鳳月さん、武蔵と来栖さんの恋愛模様が描かれていました。
女の子の鳳月さんと来栖さんがめちゃくちゃ意識しちゃってる感じですね。
愛と鳳月さんはともかく、武蔵と来栖さんがここまでの関係性になるとは思わなかったなぁ……。
愛も武蔵も共通してるのは無自覚で鳳月さんと来栖さんが言われて嬉しい事を言ってるってこと。愛は第14話での凰への言動だったり、今回はなんかバランス崩した流れでキスしちゃった感じになっちゃいました。青春してますねぇ(笑)。
武蔵は、来栖さんが今までやってきた悪行が自分に返ってきてしまうケースが相次ぎましたが、その度に上手くカバーリング。来栖さんの旧友に絡まれた場面でも来栖さんの手を握って、その場から一緒に立ち去るというかっこいいムーブを披露。それをされたら惚れますね、ええ(笑)。
この2組の恋愛模様、めちゃくちゃ気になる。
実康、通孝、光太の微笑ましいトリオも良い^ ^
#8に続く。。。