8月24日第2試合
智弁和歌山(和歌山)5vs3高松商業(香川)
初戦(2回戦)が不戦勝となった為、3回戦で甲子園初登場の智弁和歌山が高松商業の反撃を振り切って勝利を収めました。
約1ヶ月実戦から遠ざかっていた智弁和歌山としては追いかける展開にはしたくなかったと思います。そういった中でエース・中西くん(3年)が序盤を無失点に抑えて、3回表に3点を先制出来たのはチームに勇気を与えたと思いますし、中谷監督含め全員がホッとしたんじゃないかなと。その後も追加点を重ねて、結局11安打ですから、さすが智弁和歌山って感じです。
高松商業は相手エース・中西くんをなかなか捉えきれなかったですね。1対5で迎えた9回裏に2点を返しましたが、反撃が遅かった……。
8月25日第1試合
日本航空(山梨)1vs7智弁学園(奈良)
中盤に逆転し、その後も追加点を重ねた智弁学園がベスト8進出。
5回までは日本航空のエース・ヴァデルナくん(3年)がピンチを作りながらも智弁学園打線を0点に抑える投球。ただ、6回表にノーアウト満塁のピンチを作りダブルプレーの間に同点、味方のエラーで智弁学園が逆転。7回表にはタイムリーで追加点を許し、ヴァデルナくんは7回途中3失点で降板。4日前の2回戦で137球を投げていた中で7回途中3失点は十分粘ったと思います。
智弁学園は9回表に前川くん(3年)が2試合連発となる2ランホームランを放つなど4点を追加。投げては小畠くん(3年)が僅か96球で完投。終わってみれば投打で圧倒した試合になりました。
今のところ、個人的には智弁学園が強さという点で頭一つ抜けてるなと感じました。
8月25日第2試合
松商学園(長野)0vs2明徳義塾(高知)
この試合は明徳義塾のエース・代木くん(3年)の意地を見ました。代木くんは2回表に自ら先制ホームランを放つと、4回まで松商学園打線をノーヒットに抑えます。5回裏に初めてヒットを許すもダブルプレーで切り抜け、直後の6回表にバッテリーを組む加藤くん(3年)がレフトへソロホームラン。
ここまでの2試合、代木くんは試合中盤で吉村くん(2年)にマウンドを譲ってきましたが、この日は『絶対最後まで投げ切る。』という気迫を感じました。結局、9回を1人で投げ切り完封。お見事です👏👏👏
松商学園としては数少ないチャンスでのバント失敗や走塁死が勿体なかったですね……。。。
《夏の甲子園準々決勝、個人的注目カード》
8月26日第2試合
石見智翠館(島根)vs智弁和歌山(和歌山)
8月26日第3試合
明徳義塾(高知)vs智弁学園(奈良)
ベスト8の中に近畿勢が5校……強い。