『ダイヤのA actII』感想 #17 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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青道vs西邦‼︎


ダブルヘッダー2試合目。相手は愛知の西邦。東邦ではなく、西邦ですね(笑)。
青道は沢村、西邦はエース・明石聖也が先発。


明石は1年の時点ではあの成宮鳴より評価が高かった投手でしたが、2年の時には怪我でほとんど投げられず、そこで評価が逆転したようです。


5回まで互いに無得点。
沢村はナンバー7とナンバー11を奥の手として封印しながら、打たせて取るピッチング。良い当たりを打たれて焦ったのか、封印しているナンバーズを要求する奥村に対して『まだ早い。』と冷静な一面も見せた沢村。ここらへんは、経験値の差でしょうか。まあ、奥村は『任せるとか言っておいて首を振る。』と、根に持ってましたけど(苦笑)。
一方、明石は四球を出しながらも粘りのピッチングで0を並べて来ました。降谷並みにコントロールが悪いというわけでは無いので、程よい荒れ球投手なのかな。5回裏に2アウト満塁のピンチを招きますが、奥村を空振り三振に仕留めます。
奥村としては先輩たちが作ったチャンスを活かして沢村先輩を援護したかったところですが、1軍に上がっていきなり全国クラスのエースが相手ですから、打てないのも当然。これも経験。
この試合、西邦はベストメンバーで臨んでいる一方、青道はレギュラー組をスタメンから外して戦っているので、5回まで0対0って青道ベンチ組のレベルの高さを感じますね。


『お前がチームを引っ張れ!』と言われたり、バッテリーを組むのが1年の奥村ということもあって、普段以上に体力の消耗が激しい沢村。沢村はスタミナに不安のあるようなピッチャーでは無いのですが、この日は6回に制球が乱れ始めて1アウト1、3塁のピンチを招きます。
次の打者を浅いセンターフライに抑え、ここで3塁ランナーがタッチアップ。すると、センターの麻生が『GOじゃねぇんだよ……ふし穴クソコーチャー!』とホームへワンバウンド送球で3塁ランナーは……アウト‼︎


1、2年バッテリーを3年生が助ける良いプレーでした‼︎👏👏👏


ピンチを凌ぎ、迎えた6回裏。
結城将司のソロホームランで遂に均衡が破れました。結城は“三振かホームラン(長打)か”っていうバッターですが、全国クラスのエースから3打席目で捉えるなんて1年にしては出来過ぎ。山守学院戦で途中交代させられた悔しさを直ぐに晴らしたのも凄い。


6回裏に2点を先制した青道。
しかし、沢村は7回も1アウト1、3塁のピンチを作ってしまいます。この回からナンバーズを解禁するも制球が定まらず、遂にタイムリーを打たれて2対1の1点差となり、尚も1アウト1、3塁のピンチ。変化球はストレートがあってこそ、ですが沢村の場合は特にそうで、ストレートの制球が乱れ始めるとナンバーズの制球も乱れ始める……。
事前に御幸から沢村の特徴を聞いていた奥村は『荒れ気味のナンバーズは一旦控えて、まだ力を残しているストレートで勝負しましょう。』と沢村に提案。


『一人では死なせない』と腹を括った奥村。
この決断が功を奏し、後続をセカンドフライ、空振り三振に抑え、相手の反撃を1点で食い止めました‼︎👏👏👏


片岡監督は7回までで沢村を代える予定でしたが、沢村が『最後まで行かせてください‼︎』と直訴。ただ、ベンチから見ていても明らかに疲れが見え始めている為、片岡監督は『一人でもランナーが出たら、その時は代えるからな。』と条件付きで承諾。
結局、8回1アウトから明石にヒットを打たれて沢村は降板となりましたが、ナイスピッチングだったと思います。奥村とのバッテリーも良かったんじゃないですかね。ちょいちょい、冗談混じりに言い合いしてたけど(笑)。


7回裏に青道はレギュラー組が代打で登場し3点目を奪うと、沢村の後を引き継いだ川上が由井とのバッテリーで1点を失いながらも逃げ切り、3対2で勝利。何とか連敗はせずに済みました。


この1勝はチーム全員で勝ち取った大きな勝利だったと思います。そして、その中心には沢村栄純。


頼もしいピッチングでしたし、そのピッチングでチームを引っ張っていました。
夏の大会前に好投が続きすぎて、逆にめちゃくちゃ怖いぞ……( ̄▽ ̄;)



#18に続く。。。