『劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』感想 | KENのブログ〜Flying to the World〜

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TVシリーズの最終話がめちゃくちゃ良い感じに終わったから、もの凄く楽しみにしていた劇場版ゼロワン。


例年なら、夏映画ではもう一つの最終回的なやつ、冬映画では現行の仮面ライダーシリーズとの融合作品(ジェネレーションシリーズ)になるんですけど……


“アレ”によって、ゼロワン単独の映画が夏から冬にずれ込みました。ただ、それによってTVシリーズ最終回後の話をゼロワンの世界観で描くことが出来て、非常に良かったんじゃないかなと。ストーリーは、ここ数年の仮面ライダー映画で一番良かったと思います。



個人的に特に注目していたのは、“味方になった滅”でした。
TVシリーズでは或人と共闘することもありましたが、基本的に最初から最後まで敵だった滅。TVシリーズ最終回を経て味方になった滅が、どんな感じで人間や街を守っていくのかが凄く気になっていました。


制作側もそんな視聴者心理を理解していたのか、今作では滅の出番が結構多かったと思います。不破さんとの共闘だったり、アズの後をつけていったり……序盤の新イズに対して心を問うシーンは特に良かったですし、このシーンが滅の変化を一番感じました。


で、新イズ。
最終回で、イズそっくりの秘書型ヒューマギアを作り直し、或人がそのヒューマギアに“イズ”と名付けたのが結構個人的には引っかかってました。ですが、結果的にこの映画で旧イズが或人と一緒にいて得たものを新イズがラーニングする展開になったので……まあ、良かったんじゃないのかなと。


で、そんなことより……って言ったらアレなんだけど、まさかイズが仮面ライダーに変身するとは思ってなかった(笑)。変身する瞬間、『ええぇぇ!?』って感じでした(^^;;




『神が6日で世界を創造したのなら、私は60分でそれを破壊し、楽園を創造する。』


そして、今回の敵である“エス”。
エス役の伊藤英明さん。伊藤英明さんは、個人的に『海猿』とか『252』で人を助ける主人公の印象しかないから、全く“敵”としてのイメージが沸かなかったんですけど……そういう印象だったからこそ、エスという役が伊藤英明さんに凄くハマってたなと思いました。



エス(本名・一色理人)と婚約者である遠野朱音がナノマシンの開発をしていたところにデイブレイクが起こり、実験台になっていた朱音はデータの世界から戻ってこれなくなり死んでしまうというのが、そもそもの始まり。
劇場版の登場人物にもデイブレイクが絡んでくるっていうのが深いなと感じました。


朱音の死を自分のせいだと背負いこんだ一色理人は自分をデータ化することで“エス”となり、死なせてしまった婚約者・朱音の為に楽園を創ろうと人々を襲い、データの世界へと飛ばしていきます。


60分で世界を破壊する……この“60分”というのは、朱音を救うことが可能だった時間が“60分”だったことからきています。
制限時間からも、一人で背負いこんでいることが分かりますね……(T ^ T)


エスはワケありの敵というか、自分の中にある確かな正義で動いていました。ただ、やり方が良くなかった……。或人がデータの世界に飛ばされた際に朱音と遭遇しているけど、朱音は或人に『ここは“地獄”よ。』と説明していることが、やり方が良くなかった何よりの証拠(ー ー;)


そこのズレはあったけど、正義があったのも事実。そういう役柄が伊藤英明さんにバシッとハマったなと個人的には思います。



って感じで、味方側だけでなく敵側にも語れる部分があって非常に面白かったです。