『鬼滅の刃』の主人公らが
調査のために乗り込む
無限列車は
短期間に40人以上もの行方不明者が出ているということで
設定が
PTSD案件そのものです。
無限に連鎖する人身事故
蒸発や行方不明
4話になると
この列車を支配するコワい鬼の正体が明らかになります。
魘夢という鬼
魘は
うなされるとか悪夢を見て苦しめられるという意味
魇とも書く。
他人の不幸や苦しみを見ることを好む
歪んだ嗜好を持ち
切符に細工を仕組んで
乗客を眠らせ
切符に染み込む微量で眠らせるのは
睡眠薬そのもの
いつのまにか
見えない縄でつなぎ
臭いも分からなくさせ
感覚の麻痺
楽しい夢の依存症に陥らせます。
夢のなかにいたいと思い
夢を見せてもらえないようにされるのを罰と感じ
それを邪魔する人は傷つけてもいいと考え
斬りつける。
丹力のある主人公は
この夢から目覚めるために斬るべきものを悟り
夢の中で自殺することで
無我
現実に目覚め
元凶である魘夢と対峙することができるようになりました。
鬼にとって
狂気の沙汰で
存在自体がとにかくしゃくにさわる存在こそが
自己実現のパスポート