福井の温和な高齢者(86)は、なぜ孫を惨殺したのか ~自助グループ・ピアカウンセリング考 | 翠雨★PTSD予防&治療心理学研究所

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PTSDが爆発的に流行しています。
心的感染症ですから、もはや万人にとって他人ごとではないのです。健康で自分らしく個性的に天寿を全うするためにPTSDを学びましょう✨

10日午前0時10分ごろ

福井市黒丸城町の住宅で

高校2年の女子生徒(16)が

祖父(86)に

刺殺された事件で

 

祖父は

「かっとなって」

「孫にきつく当たられて腹が立った」と言っていますが

 

孫は

就寝中に

無抵抗のまま死亡しています。

 

 

また

 

孫は

学校では

「明るく朗らかな生徒で、悩んでいる様子はなかった」ようですが

 

祖父は近所の人に

孫が来てくれて嬉しいと楽しそうに語る一方で

仲良く買い物する姿が目撃されていた。

孫は両親とうまくいかず自分と同居するようになったとも

語っています。

 

多重人格(PTSDでもれなくついてくるおまけが大きい)の世界には

『藪の中』みたいにつなげる視座が必要

 

家族とちょっと上手くいかなくて

人間関係の基本ですから

ちょっと距離をとって考えてみることが必要な時はありますが

 

ピアカウンセリング

 

ピアカウンセリング

内面には思いがけない深いものが抑圧されていることもあり

 

ピアカウンセリングでは

受け留めきれないことがあります。

 

ピアカウンセリング

 

ショックを受けた人が

小さな嘘をつくことで

話がこじれて複雑化することも

よくあることです。

 

 

高齢の祖父は

老人の殺人

大事な時期です。

誰もが迎えることながら危機でもある。

当然、余裕はそんなにない。

 

 

誰からも優しい人と言われるような人で

何とか受け留めてあげたいと思って

(無意識的な習性として)抑圧していたけれども

 

普通に飲んできたお酒だけでも

アル中であったかどうかは不明

その後押しをするほど

 

いつのまにか気力が弱っていて

ここは弱らない人もいる。

 

プチ解離が殺人となってしまったのではないでしょうか。

つい「太っちょ豚!」と言ってしまうくらいでは済まない。

 

 

解離

水(無意識)が

出口を見つけた時は一気に流れ出すもので

 

孫への【八つ当たり】もあったかもしれません。

自分のことで精いっぱいなのに

自分に責任のない

一生分のうらみつらみを投げられても…

 

傾聴の難しさは

こういうところでしょう。

 

自助グループ

問題のある業界ではありますが

殺人事件については

若干回避しやすいかと思います。