強いチームの5つの条件 | 好きな事を好きなだけ
「思想について」のトピックでは釣りとは全く無関係な、私が独自に共感したり、現在興味のある事柄を掲載します。
 興味の無い方には退屈な文面ですので、読飛ばして下さい。


競争力のない会社の利益はゼロになる。たとえ現時点では競争力があったとしても、何もしなければ他社に追いつかれてしまい、やがて利益はゼロになる。結局のところ、儲かり続けるためには、競争力を磨き続けるしかない。 

競争力を磨き続けるためには、継続的にイノベーションを起こさなければならない。継続的にイノベーションを起こすには、強いチームをつくらなければならない。日本企業の長期的低迷の原因は、最終的にはここへ行き着く。

5_2014では、継続的にイノベーションを生み出す強いチームというのは、どのようなものか、今回は私の考える必要条件を以下にまとめてみた。

少人数である

イノベーションは大所帯の組織から生まれることは滅多にない。一方で、1人では、知識や経験、思考力が不足し、良いアイディアが思いつかない。イノベーションを起こすのに最適なチームの編成は、多くても5人くらいがちょうど良い。これ以上の人数となるとノイズが増え、むしろ効率が悪くなる。

愛がある

人間は愛されていないと心が不安定になり、正常な思考ができなくなる。逆に、愛してくれる人のためには能力を全開にして応えようとする。チームメイトの間に人としての愛情がないと、信頼感が生まれず、お互いが遠慮をし、あるいは猜疑心が生まれることとなり、個に閉じこもるようになってしまう。

多様性がある

メンバーの専門知識のレベルの違いは、実は大して問題にはならない。それよりも、人種、性別、年齢、家庭環境など、バックグラウンドに多様性がある方が良いアイディアが生まれる。同じようなステータスの人を集めても、チーム全体で見た時の知識や思考力の面積は狭くなるだけであり、知的生産性は上がらない。

「領地、切り獲り次第」

「領地、切り獲り次第」とは、古今東西、敵地に攻め込む軍が最もパワーを発揮する制度として有名であるが、ビジネスにおいても同じことが言える。「成功した場合の報酬には上限がない」というインセンティブ制度が約束されていると、人は夢を描き、最高のパフォーマンスを出すことに集中することができる。

リーダーがいない

チームに上下関係があると、リーダー以外のメンバーの活動量が格段に落ちる。イノベーションの芽を見出すためには、それぞれが個としての我の強さを残したまま、オーナーシップを持つことが必要だ。上記の4つが満たされている限りは、それぞれが自然調和のポイントを発見し、チームとしての力を最大限に発揮できるようになる。


以上、5つの項目を当てはめて考えて見ると、何故、日本の企業が競争力を失っていったのかがよくわかる。まずは経営者が悪しき慣習を一から見直し、イノベーションを起こせるチームづくりから始める必要があるだろう。