城塞の中の分岐の多い道に、戦いの残像が広がっている - 常陸太田市 久米城跡

 
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常陸太田市の久米城跡をめぐった。城の始まりは鎌倉時代にさかのぼるとされるが、長く続いた戦国時代が終わり、佐竹氏が秋田転封になったのに伴って、西暦1602年に廃城となった。
 
久米城跡は阿武隈山塊と関東平野の境界に位置している。地形的に防御に適していたのだろう、城跡が山ひとつを覆うように広がっている。
血生臭い歴史を持つ久米城だが、その防御の固さが歴史を物語っているようにも思える。
 
山道は起伏が多い。案内の標識はあちこちにあるのだが、歩いていてあまりにも掴みどころがない印象がある。
あくまでも城塞を運用するための道なのであり、外敵に対しては「来るな」という意図を持つ道でもあるから、ユーザーフレンドリーであるはずはないだろう。
 
それなら、なにも考えずに分岐のいずれかを選ぶ。どちらを選んでも、そこで待っている映像があるのだ。