木々に埋もれていた戦国の形は、ふたたび姿を現わす - 常陸太田市 久米城跡

 
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常陸太田市の久米城跡をめぐった。城の始まりは鎌倉時代にさかのぼるとされるが、長く続いた戦国時代が終わり、佐竹氏が秋田転封になったのに伴って、西暦1602年に廃城となった。
 
久米城跡は阿武隈山塊と関東平野の境界に位置している。地形的に防御に適していたのだろう、城跡が山ひとつを覆うように広がっている。
血生臭い歴史を持つ久米城だが、その防御の固さが歴史を物語っているようにも思える。
 
今回、ここで出会った人はわずか一人だった。その人にいろいろと話を聞くことができた。
いまでこそ地元有志が維持管理をしている久米城跡だが、かつてすっかり「普通の山」に戻ってしまっていたとき、たった一人によって復旧が始まったのだそうだ。
 
凄いことだと思う。久米城跡はかなり広く、ただ歩くだけでも二時間近くかかるのだ。
戦国時代にのみ存在し、戦国時代を生き抜くことに特化した城跡が、400年以上も経て、ふたたび姿を現わしたのだ。
そのたった一人の人の思いは、どんなものだったのだろうと思うのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

Children Of The Grave (Live at the NEC, Birmingham, UK - December 1997)