S Kominar - E 1:3.5 f=4.8cm (日東光学)
日東光学の引き伸ばしレンズだ。会社の沿革を見ると創業は1876年というから、設立してから150年にもなる会社だ。
創業時は製糸会社だったが、1943年に日本光学(ニコン)と提携し、1951年には日東光学工業として本格的にカメラやレンズ製造に乗り出した。
日本のカメラ製品の輸出が本格化したのは1950年代の後半からだから、先見の明があったのだろう。
引き伸ばしレンズは描写の正確さや癖の無さから、カメラ用レンズとして根強い人気がある。十分「使える」からだ。
光学系はテッサー。開放F値はかなり地味?だが、ボケを必要とする撮影でなければ問題ないだろう。
やたらとコンパクトだから荷物にもならない。「f=4.8cm」という微妙な数値にも、なかなかそそられる。
このレンズは山深い神社に連れて行ってやろう。常陸五山の一つ、北茨城市の花園神社だ。
カラー時代のレンズではないが、さまざまな色彩を楽しませてやるしかないだろう。
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