那珂市の茨城県民の森をめぐった。
緑は新緑を過ぎ、爆発的な拡大を始めている。これまで見えていたものが、ふたたび混沌の中に飲み込まれてゆく。
「線」が「量」に飲み込まれてゆくという概念が、いよいよ可視化されてゆくのだ。
なんだか”道”ばかり撮った。なぜか?
そこに道があるからだ。いや、いきなり寒くなるが。
「ここにいた」だけではなく、「ここを歩いていた」という感覚はいつでも楽しいものがあるのだ。
路上、異形のエルフたちはいつでも通せんぼをしているから、声をかけるしかない。
「やっと冬眠から覚めたのか?眠たそうだぞ、わはは」
「眠ったままの顔をしている人間の前に現れてやったんだよ、ぎゃはは」
鳥たちが仲間を呼ぶ声が響き渡っている。
滅びることのないエルフたちは、そこでいつでも賑やかに笑っているのだ。
Sabbath Bloody Sabbath
(Live at the NEC, Birmingham, UK - December 1997)





































