小木津山自然公園をめぐった。5億年前のカンブリア紀の地層が露出しているエリアだ。
この時期、風景の色数は極端に減る。特に小木津山自然公園にはそれが顕著に感じられる。ブラウン系の色彩の広がりの上に、より広い空の青が覆いかぶさり、きまぐれな影の黒がブラウン系の色彩の上を移動してゆく。
今回、超広角ズームを持ち出した。望遠側?の35mmはともかく、広角側19mmはオニのようなパースペクティブのために、肉眼で把握できる域を越えてくる。
ファインダーを覗いてからのお楽しみだ。「お!こ、こんな感じになるの!?」感が楽しい。
このエリアのあちこちに露出する5億年前の岩が、気難しそうに話しかけてくる。
「おい、そこのヤング」
「呼んだ?」
「5億歳のわしの前で、頭が高いわ」
「5億歳だって?この身体を構成するCとかOとかHとかは、地球ができたときからあるものなんだ。たかだか5億歳風情がなにを言うか。・・・聞いてる?」
などと、なんの意味もない闘争を始める必要はないが、冬枯れの中に満たされる豊穣は、超広角レンズの画角の中であまりにも饒舌なのだ。
LPレコードで映画音楽 ”ザナドゥ” ”ユア・アイズ・オンリー” 他 全5曲
- Screen Themes "Xanadu" "Your Eyes only" - VINYL












































