今回の「YouTube 良いものだけを世界から」は、ミシェル・ルグランの作品聴き比べをまとめた。
曲目は”おもいでの夏” ”風のささやき” ”シェルブールの雨傘”だ。
いずれも映画音楽だが、彼は非常に多才な人で、作曲家、指揮者、ジャズ・ピアニストでもあった。
ヒットも多く、彼の作品は多くの団体によってカバーされている。
中でも”シェルブールの雨傘”は、当時、数多く出ていた「映画音楽名曲集」などで、ほぼ常連と言える存在と言える。
しかしカバーの多少に関わらず、ヤングの胸をときめかせる傑作が多いのだ。
LPレコードとCDで ”おもいでの夏” 4種の演奏で聴き比べ
フィルム・スタジオ・オーケストラ - The Film Studio Orchestra (0:00)
パーシー・フェイス - Percy Faith (3:08)
アンサンブル・プチ - Ensemble Petit (6:31)
ミシェル・ルグラン - Michel Legrand (9:01)
LPレコードで ”おもいでの夏” 3種の演奏で聴き比べ
ポール・モーリア - Paul Mauriat (0:00)
マントヴァーニ - Mantvani (2:32)
ジョニー・ピアソン - Johnny Pearson (6:19)
LPレコードで ”風のささやき” 4種の演奏で聴き比べ
パーシー・フェイス - Percy Faith (0:00)
ヘンリー・マンシーニ - Henry Mancini (2:34)
ローレンス・ウェルク - Lawrence Welk (5:35)
ロニー・アルドリッチ - Ronnie Aldrich (8:08)
LPレコードで ”シェルブールの雨傘” 5種の演奏で聴き比べ
フランク・プゥルセル - Franck Pourcel (0:00)
ジョー・ライスマン - Joe Reisman (2:14)
ステルヴィオ・チプリアーニ - Stelvio Cipriani (4:38)
ダニエル・リカーリ - Danielle Licari (9:06)
スクリーン・シンフォニック・オーケストラ - Screen Symphonic Orch. (12:00)
LPレコードで ”シェルブールの雨傘” 4種の演奏で聴き比べ
レイモン・ルフェーヴル - Raymond Lefèvre (0:00)
アンドレ・コステラネッツ - Andre Kostelanetz (2:46)
ミオ・リュヴィア - Mio Lluvia (5:31)
ポール・モーリア - Paul Mauriat (7:49)
LPレコードで ”シェルブールの雨傘” 4種の演奏で聴き比べ
フランク・チャックスフィールド - Frank Chacksfield (0:00)
ニニ・ロッソ - Nini Rosso (2:25)
モーリー・グレイ - Morry Grey (5:34)
ロジャー・エルマン - Roger Hermann (8:10)
こちらはご参考まで、2曲目の”ロンドンデリー”がミシェル・ルグランの指揮による。
ミシェル・ルグランは1932年生れだ。このレコードは1950年代の終わりごろに発売されたから、彼は録音当時、二十代の半ばだった。
もちろん、彼がヒット曲をまったく持たなかった時代のレアものだが、すでに才能の片鱗がはっきり見えると思う。
LPレコードで いにしえの癒しの音楽
”トセリのセレナーデ” ”ロンドンデリー” 他 全8曲
