今回、世界に向けて?ご紹介するYouTubeはフランク・プゥルセルだ。
ちょっと珍しいのだが、彼が演奏したタンゴ集だ。
聴いて驚いた、凄い傑作だと思う。なんでもACCディスク大賞を取ったレコードなのだそうだ。
タンゴというと、アルフレッド・ハウゼやマランドが有名だが、それらとはまったく異なったアレンジでありながら、これはこれで大正解だと思う。
なんというか、シャンソン風タンゴなのであり、フランスの街角に良く似合うであろう雰囲気を持っているのだ。
ショパンの”別れの歌”などもタンゴにアレンジされているが、むりやり感がないところが良い。
後半の2本、こちらもなかなかユニークだ。
かつて日本のFM局でテーマ音楽になっていた曲だけを集めたレコードで、「ジェットストリーム」で使われた”ミスター・ロンリー”も含まれる。
実はジェットストリームのミスター・ロンリーを演奏していたのがフランク・プゥルセルだったのは、このレコードで初めて知った。
このレコードには全20曲収録されているのだが、不思議なことにFM大阪で使われた曲が11曲なのに対して、FM東京で使われた曲はたったの3曲だ。
演奏家や作品の人気にも地域差というものがあるのだろうか。??
LPレコードでフランク・プゥルセル ”黒い瞳” ”ジェラシー” 他 全6曲
黒い瞳 - Les Yeux Noirs (0:00)
ヴィオレッタに捧げし歌 - Violetta (2:28)
別れの曲 - Tristesse (4:58)
ヘルナンドス・ハイダウェイ - Hernando's Hideway (7:51)
ジェラシー - Jalousie (10:21)
小雨降る径 - Il Pleut Sur La Route (13:52)
LPレコードでフランク・プゥルセル ”奥様お手をどうぞ” 他 全6曲
奥様お手をどうぞ - Ce N'est Que Votre Main Madame (0:00)
初恋のタンゴ - Pilar (2:25)
オレ・グァッパ - Ole Guapa (4:37)
モンテカルロの一夜 - Une Nuit à Monte-Carlo (7:47)
カプリ島 - Isle of Capri (10:05)
ラ・クンパルシータ - La Cumparsita (12:23)
LPレコードでフランク・プゥルセル ”ミスター・ロンリー” ”見つめ合う恋” 他 全5曲
ミスター・ロンリー - Mr. Lonely (0:00)
見つめ合う恋 - There's A Kind of Hush (2:48)
6万フィート - 60,000 Feet (5:22)
オール・バイ・マイセルフ - All by Myself (7:51)
エミリーの瞳 - Dans Les Yeux D'Emilie (10:57)
LPレコードでフランク・プゥルセル ”果てしなき世界” ”トランペット・ヴォランタリー” 他 全5曲
果てしなき世界 - Forever and Ever (0:00)
素敵な紳士 - Gentleman Cambrioleur (2:48)
街の娘たち - Qu'est-ce Qui Fait Pleurer Les Blondes ? (5:41)
トランペット・ヴォランタリー - Trumpet Voluntary (8:12)
想い出の日々 - Le Premier Pas (10:31)
