これまで同じ曲のさまざまな演奏、5曲前後をワンセットにまとめてアップロードしてきた。
さまざまな演奏があるということは、もちろん、それだけ有名曲だからだ。
で、おおよそ2年ほど前に、フランシス・レイの「個人教授」6種の演奏をアップロードしていたのだが、その後、同曲が増えてきたので新規に5種の演奏をまとめた。
フランシス・レイの作品は独特の美しさを持っていると思う。
彼はイージーリスニング界で超有名人だったが、極端に繊細な人だったらしい。
人前に出ることを嫌がり、コンサート・ツァーを好まず、そもそも演奏会で指揮台に立つと、すっかり上がってしまうような人だったらしい。
彼は来日コンサートを行っているが、それ自体が例外的なものだった。彼にとって日本のファンだけは特別だったらしい。
来日前、彼は日本のファンのために、自作の過去作品を再録音した。そのレコードには、彼の丁寧なメッセージが添付されていた。
ご紹介する3本目が1971年の再録音バージョンだ。
バロック時代の作曲家、フレスコバルディに”フィオーリ・ムジカーリ(音楽の花束)”という作品集があるが、この3本目も日本人に向けられた”手紙付きの音楽の花束”なのだと思う。
LPレコードで ”個人教授” 6種の演奏で聴き比べ
ニニ・ロッソ - Nini Rosso (0:00)
ミシェル・クレマン - Michel Clement (1:49)
ポール・モーリア - Paul Mauriat (4:34)
ジョルジュ・シャルマン - Georges Charmant (6:35)
マントヴァーニ - Mantovani (9:11)
ロイ・バッド - Roy Budd (12:48)
LPレコードで ”個人教授” 5種の演奏で聴き比べ
ルチアーノ・モナルディ - Luciano Monardi (0:00)
ステルヴィオ・チプリアーニ - Stelvio Cipriani (2:37)
ジュリアン・バレー - Jullien Ballay (5:45)
スクリーン・バロック - Screen Baroque Ensemble (7:51)
ユナイテッド・アーティスト - United Artists Studio Orchestra (10:41)
LPレコードでフランシス・レイ ”白い恋人たち '71” 他 全6曲
白い恋人たち - 13 Jours en France (0:00)
さらば夏の日 - Du Soleil Plein Les Yeux (2:39)
男と女 - Un Homme et Une Femme (4:57)
あの愛をふたたび - Un Homme Qui Me Plait (7:27)
栗色のマドレー - Madly (10:57)
ある愛の詩 - Love Story (13:26)
