夏の装いをまとう、どこかファンタジックなエリア - 那珂市 茨城県植物園、きのこ博士館

 

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那珂市の”茨城県民の森”と、隣接する”きのこ博士館”をめぐった。暦の上ではすでに夏になっているのだが、初夏というよりも本格的に夏っぽい。

 

茨城県民の森には熱帯植物園があり、南国的な雰囲気が独特だ。「そのように作られたもの」であっても、作り物感?はそう強くはない。

森林だったところを切り開いて作られた植物園だ。野趣がそこかしこに感じられるからなのだろうか。

 

隣接する”きのこ博士館”は、きのこ図鑑の中を歩いているようで楽しい。

その雰囲気が独特だ。どこか幻想的かつメルヘン的な異世界に迷い込んだような錯覚にとらわれる。

どんな人がここを設計したのか、感心してしまう。

 

出るとき、出入り口の受付の人に「免許証を落としませんでしたか?」と聞かれた。

突然の質問だったから、「え?」としか答えられなかったのだが、落とし物として届いているので、いちおう園を出る人に声をかけているとのことだった。

 

もちろん、免許証には顔写真が付いている。万が一にも顔が瓜二つだったら「え?」が「えええ!?」になる所だったから、あぶない所だった。

ファンタジックな場所では、とことんファンタジックな目に遭うものだ。