今回の特集は、ナウなヤングを慟哭させた伊勢正三さんの作品集だ。これらの曲をカラオケの主要レパートリーにしているヤングも少なくないだろう。

曲想はウェットでありながら、どこか乾いた都会的なものと言えるだろうか。

 

伊勢正三さんは「自分が作った曲を自分が歌う」、シンガーソングライター時代を確立した立役者の一人だ。

このジャンルの音楽は初期にはフォークソングと呼ばれたが、やがてフォークソングの枠組みに収まらなくなり、いつしかニューミュージックと呼ばれるに至った。

 

関係ない話になるが、このジャンルの作品は他にも、ビリーバンバンの「さよならをするために」や中村雅俊さんの「ふれあい」、中島みゆきさんの「悪女」など、やたらと好みのものが多々ある。

 

それらはレコードも持っているのだが、ピックアップして5曲前後にまとめる場合、タイトルをどう付けてよいかわからず、頭を抱えていたりする。

「ヤング慟哭の作品集」とでもすればいいのだろうか。いや、そんなではせっかくアップロードしても、誰も聴こうとはしないだろう。トホホだ。

 

 

EPレコードで 伊勢正三さんの旋律 ”22才の別れ” ”なごり雪” ”ささやかなこの人生” 他 全5曲

22才の別れ - Nijuu-nisai no Wakare / 風 (0:00

海岸通 - Kaigan Doori / イルカ (3:13

なごり雪 - Nagori Yuki / イルカ (6:58

雨の物語 - Ame no Monogatari / イルカ (10:34

ささやかなこの人生 - Sasayaka na Kono Jinsei / 風 (14:04)

 

 

※ なお、編集画面の「YouTube」から貼り付けようとすると、なぜかエラーになるので、今回、この形にした。