”ハッシュタグ”は便利な機能だ。これをクリックすることによって、共有された記事が一気に一覧化される。もちろん、自分が作成した記事も含めてだ。

情報共有という視点から、非常に役立つ機能と言える。

 

たとえば観光地巡りが好きな人なら、行った地名をハッシュタグに設定しておけば、自分が書いた記事まで含めて閲覧可能になる。

 

ここでもし、自分がふたたび同じ場所に行くとき、「自分の過去記事を参考にしたい」と思う場面も少なからず出てくるだろう。

発見した穴場やショップ、宿泊施設など、それらの印象まで含めてだ。

 

しかし有名な場所はそもそも記事数が多く、自分が書いた記事をハッシュタグから検索するのは大変な作業になる。そこに行った年や月の記憶があいまいになっていればなおさらだ。

 

もちろん、ハッシュタグを「情報の共有」に加えて、「自分が書いた記事の検索性の向上」という目的で使うことも可能だ。

「誰もハッシュタグとして使用しないであろう言葉」をハッシュタグにすれば、そのハッシュタグは自分の記事だけのものになるのだ。

 

たとえば「#富士山」なら、さらに「#わしが見た富士山」とでも追加設定しておけば、そのハッシュタグをクリックすることにより、自分が作成した富士山の記事だけが一覧化されることになる。

 

これはアメブロの基本機能である「テーマ」でカバーしきれない記事に補完的に適用できるだろう。

「テーマ」は一つの記事に一つしか設定できないが、ハッシュタグによってテーマをまたぐ検索ができるようになるのだ。

 

他にもレストラン巡りなど、多様な記事で応用が利くだろう。

共有するための「#ラーメン屋さん」に、たとえば「#マイ・ラーメン屋さん」も追加しておけば、自分が書いたラーメン屋さんの記事だけ一覧することができる。

 

ここまでなら「テーマ」の設定だけで実現可能だ。しかしここでさらに、ハッシュタグを追加設定することによって、「特にお気に入りのラーメン屋さん」の記事だけ一覧表示することも可能になるのだ。

 

もちろん、それは共有されることはありえず、そのハッシュタグからの訪問者もありえない。

あくまでもプライベートタグなのであり、寂しいというか寒いハッシュタグと言える。

 

ハッシュタグ本来の目的からは外れるかもしれないのだが、書いた記事が増えたとき、記事の検索性を向上させるために応用するやり方もあるということなのだ。

 

 

YouTubeでも似たことが言える。

YouTubeには「再生リスト」という、”自作動画”でも”誰かがアップロードした動画”でも、お気に入り動画としてまとめた、自分だけの再生リストを作成できる機能がある。

 

再生リスト内では連続再生もしくはシャッフル再生が可能だから便利だ。

しかしこれも増えすぎると、検索が大変になる。そんな場合、さらに細分化した再生リストを併せて並行して作ればよい。例えばこんなだ。

 

◆ 中身が増えすぎて探すのが大変になってきた。

 

 ↓↓

◆ テーマを細分化して分けた新規の再生リストを作成する。メインの再生リストはそのまま拡大させても、それはそれで問題はない。

これも便利なので他にもたくさん作った。(^^;

 

 

 

増えすぎてから細分化を始め、一つ一つを再設定していくのは、数が多いだけにやたらと大変なのだが、増えすぎたデータを検索容易にするという意味で、そもそも備わっている機能を有効活用していきたいと思うのだ。

 

 

 

 

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