万華鏡フィルター:クリスマス・イルミネーションの描写(メーカー、型番等不詳)

 

 

 

 

今回ご紹介するのは、久しぶりに特殊効果フィルターだ。
アマゾンで入手した謎のフィルターで、品名は「万華鏡フィルター」らしい。
まあ、万華鏡と言うよりも昆虫的な”複眼”に近いと思う。”万華鏡”と名乗ったのは商売上の理由によるのだろう。”昆虫眼フィルター”ではなんだか売れそうにもない。
 
フィルター前面のガラスを多面カットして映像を分解し、特殊な効果を出すフィルターは、過去にも多種出ていた。
しかしこのフィルターの場合、多面カットの数が半端ない。亀の甲羅みたいだ。
当然、映像も面の数だけ分解される。どんな絵が生成されるか、胸熱というものだ。
 
取付けネジ径は77mmと大きめだが、ステップアップリングが多種出ているから、ほとんどのレンズで使用できるだろう。
使用レンズは広角レンズが良いと思う。画角が広い方がフィルター面全体を広く使うことができるからだ。今回使用したレンズの広角端28mmでケラレは出なかった。
 
使用レンズはタムロンの [27A] +ステップアップリング62-77だ。ズームレンズだが、ほとんど28mm端を使った。
なお、このフィルターは手動回転によって、画像の変化を調整するようになっているのだが、[27A] はピント調整でフィルター固定部が一緒に回る仕様だから、正直、使いにくかった。
フィルター部がピント調節で回転しないレンズを選んだ方が、使い勝手が良いだろう。
 
で、さっそくJR日立駅前広場の、クリスマス・イルミネーションを撮影したのだが、驚いた。
とてつもなく濃密な絵になるのだ。まさかここまで非日常的な絵が拾えるとは。。
イルミネーションは撮りようによっては打ち上げ花火や宝石箱のように写るし、ビルなど、香港にあった九龍城のように写ったりすることもある。
 
これは一般的な面白系?フィルターの域を超えて、”使える”と確信できる。
見慣れた街が、どこか別世界の街のように写るから、「お得な世界旅行」気分を味わえて、なかなか嬉しい。
おそらく最も効果的な被写体は都市風景だろうとは思うが、これはいろいろ撮って見ないと分からない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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