【白黒写真】 標準レンズで拾った２０２３年１０月の絵
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「2023年10月の、１ヶ月間の印象」の組写真だ。組写真と言っても枚数が枚数だが、すでに月末の恒例行事？となっている。
この記事を書いている一週間後には立冬になる。つまり暦の上で今は「超・晩秋」だ。なんだかそんな感じがしないのだが。
個人的に、モノクロ写真というのは季節を超えたようなものがあると思うので、まあ、秋でも冬でもいいのかもしれないが、体感する気温は被写体の選択にも構図にも影響してくるだろう。
それは、歩いているときに二日酔いであるか、正気であるかによって、拾う被写体が変わってくるのと同じだ。
か、どうかは不明だが、個人的には被写体に関して、「二日酔い的、酩酊的である混沌」？を基準としたいのだ。
さらに、混沌の中に「直線という正気部分」がわずかにでも入り込んだ場合の、印象の変化もまた欲しくなる。
それは手描きの描写の中に、定規で引いたような線がわずかでも入り込んだらどうなるのかということでもあるだろう。
そう考えるとなんだか先は長く、「終わりなき旅」感が出てくる。
「終わりなき旅」。まさにそれこそが日本異界ハンター協会員が求めなければならないものなのかもしれない。
J.S.BACH "Fugue in A minor BWV543"
- Karl Richter (Organ) - [Vinyl Record]