めぐる季節の中、赤系の色彩があちこちに際立っている - 日立市北部

 

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日立市の北部をめぐった、具体的には十王ダム/パノラマ公園、創建が西暦807年とされる法鷲院、それに川尻海岸だ。

この三ヵ所は印象がまったく異なるにも関わらず、互いに近隣にある。

ダム湖からの川は法鷲院の前を経て、川尻海岸に至る。今回、そのルートをたどったのだ。

 

天気は曇天、ときどきわずかに晴れ間が見え、いきなり雨が降ったりもした。

最近では珍しく、実にゴージャスな空模様だ。これなら、暑い間にすっかり吸い上げられていた気合も戻ってくるというものだ。(^^;

 

彼岸花や百日紅など、赤系の色彩があちこちに姿を見せていた。

花はもちろん色彩豊かなのだが、昆虫は人間が視覚的に感じている色彩に引かれたりするのだろうか。

 

色彩も電磁波だ。あるいは昆虫は自分の生存に適した多様な要素として、固有の電磁波もまた識別しているということなのだろうか。

そうして花は、自らを識別する昆虫を必要とする。それがなんとなく不思議だ。

 

9月のランドマークの一つである彼岸花も咲き始めていた。

彼岸花は彼岸花の色彩によって生き抜いてきた。なんとなくだが、それはもうゴージャスどころの話ではないと思うのだ。