【白黒写真】 標準レンズで拾った2023年6月の絵

 

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「2023年6月の、1ヶ月間の印象」の組写真だ。組写真と言っても枚数が枚数だ、”撮りも撮ったり”になるのだが。

 

相変わらずなのだが、月の初旬に撮ったものなど「ずいぶん以前に撮ったような気がする」と思ったりしつつ、同時に「1ヶ月があっという間に過ぎてしまった」と思ったりもするから、そこに時間軸の屈折のようなものが感じられて楽しい。

 

けっこう雨が多かった。雨に関わる写真には、雨が降る様というそのものズバリもあるが、もう一つ、増水した流れというものもある。

ごく平凡と思える川が龍の姿を垣間見せるのだ。そこで交わされる言葉もまた多様なものになるだろう。

 

「ごく平凡」とは「どこにでもそれはある」ということなのであり、つまり龍はどこにでも、普段はおとなしいふりをして眠っているだけなのだ。