雨降る幹線道路が結ぶ、まったく異なるエリアにて - 常陸太田市 旧里美エリア

 

使用レンズのご紹介リンク

Super-Takumar 1:4/150 (Asahi-PENTAX)

 

 

天気は「重たい曇天、時々雨」だ。
常陸太田市の旧里美村エリアをめぐった。具体的には町屋変電所跡、春友彫刻の森、大中神社およびその周辺だ。
いずれもが国道にほとんど隣接しており、国道を移動中に「立ち寄るような感覚」でめぐることができる。
 
このようなルートは、やや特殊と言える。
里山を抜けるルートは謎の道や分岐が多いのが普通だ。軽自動車一台分の道幅しかないような細い道に迷い込むこともある。道だと思っていたらなぜか農家の庭先に出たとか、「想定外」に襲われまくるものだ。
 
今回めぐった場所はいずれも国道から近いから、一気にワープしてゆく感覚がある。
いまから100年以上も前に発電事業を始めた変電所跡。彫像のある公園。そうして創建が西暦807年とされる古い神社。
 
そんな場所を一気にワープしてゆく。ときおり降ってくる雨も、なんだか別の意味を持ってくるように思えたりするから不思議だ。