五億年前のカンブリア紀の音は、聖域の山に広がっている - 日立市 御岩神社

 

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日立市の御岩神社に行った。近年、パワースポットとして有名になった神社だ。

 

八百万の神を祀るこの神社からは、縄文時代の祭祀跡が見つかっている。つまり、神社としての体裁が整う以前から、この領域は聖域だったのだ。

現在、祭祀跡は東京大学が保管しているという。どうせ埃をかぶらせているなら、公開すればいいのにと思う。

 

今回、記事数が3記事になってしまった。撮りも撮ったりだ。御岩山の山頂まで、めぐった範囲がやたらと広かったのだ。

 

以前は山頂付近でシートを敷き、お弁当を広げているグループをよく見かけた。あちこちでにぎにぎしくお握りなどを食べていた。

見ていてなんだか楽しそうな感じがしたものだが、今回、まったく見かけなかった。

 

ふと、途中で見た看板を思い出した。山中での禁止事項一覧なのだが、その中に「食事をすること」というのがあった。

お握りに×を重ねた絵が付いていた。ターゲットがすぐにわかった。(^^;

 

山頂の見晴らしの良い場所をいつまでも独占することに、苦情でも入ったのだろうか。

他の神社だが、中世時代には土地の人が酒肴を持って集まり、皆で歌をうたいながら楽しんでいたという記録が残されている例もある。

おそらくだがそこに聖域の一つの側面があると思う。それは祭りとしての側面だ。

 

来る人が増えればいろいろあるのだろう。まあ、なにかと難しい世の中だ。(^^;