神社がある山のふもとに、踏み込める領域は広がっている - 常陸太田市 東金砂神社、その周辺の里山
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常陸太田市の東金砂神社およびその周辺をめぐった。東金砂神社は創建が西暦806年。常陸五山の一つで、山深い場所にある。
ここも古代修験道の時代からあったのだろうか、木々に埋もれた山の斜面に作られた神社なのだ。
ふもとには常陸太田市の里山が広がる。今回、さらに山に入るのではなく、ふもとの里山をめぐった。
この季節はまだあちこちに踏み込んでいきやすい。
この先、緑は生い茂り、踏み込めない場所が増えてくる。それ以前に、そもそも見えない場所が増えてくる。
つまりそれこそが「豊かさ」がなせることなのだ。
いまはまだ、豊かさに至る前の姿が里山に広がっている。つまり、それらが見えるし、そこに踏み込んでゆける。
多くの生き物が目を覚ましつつある。しかしまだ、彼らの領域に踏み込んでゆけるのだ。