初春のハイコントラストな影の中に潜在するもの - 日立市 小木津山自然公園

 

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今日はガッツリ晴れ。影撮り?にうってつけの日だ。

ということで、日立市の小木津山自然公園に行った。前回訪れたのが紅葉の時期だったから、ずいぶん経った。紅葉のイメージなど跡形もない。いや、当たり前だが。

 

露出している岩石は五億年前のカンブリア紀のものだ。五億年ともなると一万年や二万年など誤差にしかならない。まったく気が遠くなる。

 

直射光によるハイコントラストな影は、人の生きる世界には異界の領域がかならず重なっていることを示しているかのようだ。

 

だが、ファインダーを覗いていると、ふいにファインダー像が薄暗くなり、画像のコントラストが下がることがある。

快晴とは言っても、たまには雲が流れてきて直射光を遮るのだ。

そんなとき、一瞬、貧血でも起こしたのかと錯覚するのがなんだか楽しいのだ。