月食の起こる日、港の周辺をめぐれば - 北茨城市 五浦、大津港、日立市 川尻港

 

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立冬も過ぎた。しばらく海に行っていなかったので、久しぶりに北茨城市の大津港と、岡倉天心で知られる五浦をめぐることにした。

 

不思議なのだが、このあたりを漠然と歩いていると、なぜか放浪気分になる。港が多いからなのだろうか。

湧き上がるものと静謐なもの、与えるものと奪うものが交錯しているかのような、個人的には不思議な場所なのだ。

 

帰路には日立市の川尻港にも立ち寄った。それならポセイドンへの領域ばかり、めぐったことになるのだろうか。

 

なお最後の写真のみ、唐突だが月の写真だ。別のレンズ(500mm)で今夜の月食を撮影したものだ。

撮影が同じ日のものであっても、さすがに異質過ぎるとは思うのだが、月の運行と潮の干満は関連している。それならまあ良いだろうとか思ったりもする。

 

海神ポセイドンは永遠に老いず、激しさと深い神秘性を併せ持ち、それは月と大きく関連しているのだ。