遠雷のひびく中、人の歩む道に異界は垣間見えている - 福島県 矢祭町、棚倉町 山本不動尊
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雲は厚く、雷雲が近づいている。遠雷が響き続けている。なんとなく凄い日だなと思う。
福島県の矢祭町と棚倉町の山本不動尊に行った。
この二ヵ所は八溝山麓のそれぞれ南側と東側に位置している。ともに岩峰が迫るエリアで、その雰囲気が独特だ。
写真はいずれも、普通に人が歩ける範囲内にあるものだ。それならどのように撮影しようとも、それはそこを通りすがる人の目に、さりげなく垣間見えているものと言える。
エルフたちが遊ぶ異界はどこにでも広がっているのだ。
あるいは見慣れているはずの自室内や玄関先においても、異界の深淵を見つけ出すことができるのかもしれない。
もちろんそんなレベルともなると、全日本異界ハンター協会員の中でも「レベル１」クラスになると思うのだが、現在レベル１は協会内に一人もいない。せいぜいレベル８といったところだ。
いや、そもそもメンバーは一人だが。(^^ゞ
ということで、遠雷の響く中、多くのものと邂逅しながら歩き続けるのだ。
