梅の香の漂う中、いにしえの語らいの残る場所 - 常陸太田市 西山荘
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常陸太田市の西山荘に行った。雪が残っていることに期待したのだが、ところどころに残っている程度だった。
で、歩き始める。
３月も後半に差し掛かっているのに、梅はまだ満開になっていない。それでも梅の香は淡く広く漂っている。
それが何とも不思議だ。なんだか気分が乗ってくるではないか。古来、「不思議ある所に、乗りあり」、と言う。
いや、聞いたこともないが。
１枚目の写真は、歴史学者であった助さん（佐々介三郎）の居宅の出入り口に当たる。
助さんはこの坂道を歩いて、引退後の水戸光圀の居宅を訪れ、自分が実際にめぐった諸国の話をしたのだ。
水戸光圀は助さんの話を聞くのをいつも楽しみにしていたという。
なお、この記事は前回、前々回の記事と同じ日、同じ場所で撮影したものだ。
たくさん撮りすぎたので、西山荘内での記事を２つに分け、さらに特殊効果撮影の写真を切り出して３記事とした。
また、この記事の最後の１枚だけは、帰路に日立市内で撮影したものだ。
