冬が過ぎ、梅の花が咲きそめるころ - 日立市 御岩神社、諏訪梅林 常陸太田市 西山荘
久しぶりに、パワースポットとして知られる御岩神社に行った。ここは縄文時代から聖域とされた、龍神の気が凄まじい神社だ。
天気は晴れたり曇ったりだ。晴れ間が見えると、いきなり緑の苔に黒い影が重なる。
周囲を見回し、「あのあたりが良さそうだ」と急いで向かい、カメラを構えると途端にガッツリと曇って影も消えてしまったりする。
いや、そこで「ちっ」とか考えたら龍神様の罰が当たる。
たとえば「つまづいてカメラを落とし、壊してしまった」などという状況は、ほぼ確実に「ちっ」の後に来るものだ。
「あ、影が出ていない方が良いじゃん」と、無理に自分に言い聞かせる以外に選択肢はない。
で、そんな感じで御岩神社から常陸太田方面をめぐった。
水戸光圀(水戸黄門)が引退後に暮らした西山荘は梅の名所として知られるが、まだほとんどが蕾だ。
優れた歴史学者だった助さんは、引退後はやはり西山荘の敷地内に住んだ。水戸黄門の居宅からは歩いて5分ぐらいだろうか。
水戸黄門は実際には諸国をめぐっていないが、助さんは九州から東北までめぐった。
もう三百年以上も前のいまごろ、水戸黄門は助さんと酒を酌み交わしながら諸国の話に耳を傾け、梅の開花を楽しみにしていたのだろうか。
なおここでの写真は、前回アップロードした記事と同じ日、同じ場所で撮ったものだ。
たくさん撮りすぎたので、写真がだぶらないように、記事を二つに分けた。