謹賀新年

 

新年明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。

 

 

今回ご紹介するのは新年のご挨拶として、琴による日本の古い歌曲集だ。

お正月に箏曲はあちこちで耳にするのだが、ここでは「六段」などのクラシック箏曲ではなく、唱歌を含めた箏曲を集め、お正月バージョンとしてアップロードした。

 

中には「城ヶ島の雨」など、お正月的ではない?曲も含まれるが、そもそも「城ヶ島の雨」という表題が個人的に好みだから仕方がない。

この「城ヶ島の雨」や、最後の曲「砂山」は北原白秋の詩が歌詞となっている。

さらに、冒頭の「花」は作曲が滝廉太郎だ。つまり、いずれもが本格的な日本の歌と言えるだろう。

 

個人的には、日本の音楽や日本の団体の演奏には、たとえ沈んだ音楽であっても真水のような響きを感じてしまう。つまり、まさに「ハレ」の表現だと思うのだ。

それならそんなハレの作品を、新年のご挨拶かたがたアップロードしたくなるのだ。

「良いものだけを世界から」。いや、むしろ、「世界から」と言うよりも、海外の人にも日本の「ハレの音楽」を聴いてほしいと思うのだ。

 

 

なお、下記の各曲にスタート時間が記載されているが、これはあくまでも「御参考用」だ。

YouTube画面に切り替え、YouTube画面下部のたとえば(2:38)をクリックすれば、瞬時に(2:38)位置にジャンプするようになる。

どの曲でもワンタッチで聴くことが可能になるから、お薦めだ。

 

 

花 - Hana (0:00)

浜千鳥 - Hamachidori (2:38)

城ヶ島の雨 - Jogashima no Ame (5:32)

雨降りお月さん - Amefuri Otsukisan (8:22)

砂山 - Sunayama (11:02)