いつも通り過ぎていた聖域の市街 - 栃木県 日光市街
 
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日光エリアをめぐった順番としては最後になるのだが、なぜか先にアップロードする。
帰路、日光市街地に立ち寄った。日光名物のカステラでも買おうと思い、それならと少し周辺を歩くことにした。カステラが好物なのが、きっかけとなったわけだ。
 
市街地の裏手に憾満ヶ淵(含満ヶ淵)という渓谷がある。以前から名前だけは知っていたのだが、まだ行ったことがなかった。
初めて行ってみて、ちょっと不思議な感じがする場所だと思った。
憾満ヶ淵には仏教伝説が残されている。神仏混淆の時代に拓かれた場所だ、仏教と龍神が混淆していると感じるのだ。
そもそも日光は、その全域が仏教に限られることのない聖域なのだ。
 
憾満ヶ淵に行く途中、旧田保沢御用邸という建物があり、どんなところなのかわからないままに立ち寄った。
入って仰天した。大正天皇の旧御用邸だった。当時の建築技術の粋を集めて建てられたのだから、一見の価値があるだろう。
 
途中、裏通りの家々など、目に留まったものを撮影しながら歩き、最後に徳川家光の墓所である大猷院廟に立ち寄ることにした。
これまで日光市街は、止まらずに通過することが多かった。しかしこれまで知らずにいた場所をめぐれば、そこにもまた数多くの被写体が待つのだと、またもや実感する。
 
日光市街の記事は、3記事アップロード予定だ。なんだか、いつ全て完結するのかわからなくなってきた。(^^;
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

グリーグ/ホルベルク組曲 4.エア(アリア),Op.40/演奏:西畑久美子