【白黒写真】 パンケーキレンズで拾った2021年8月の絵

 
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いきなりだが、記事のタイトルにパンケーキレンズと付けたが、このレンズはパンケーキレンズ(薄型レンズ)と呼ばれているわけではない。

だがニコンの50/1.8Sがパンケーキと呼ばれているなら、同じようなサイズのレンズはパンケーキと呼んでもいいのではないかと思うのだ。

 

今回使ったレンズもそうだ。フィルムMFカメラ時代、オリンパスやペンタックスは単焦点標準レンズや広角系レンズに、小型薄型レンズをラインナップしていた。

カメラを「お手軽コンパクトカメラ」にするレンズは、すべてパンケーキレンズと考えたいのだ。

 
 
ということで、今回、8月にポツリポツリと撮りためたものをまとめた。晴れた日の撮影が極端に少ないのがアレなのだが、まあ、そういう月だったということだ。
 
晴天はもとより、曇天と雨天とでも絵はかなり変わる。曇天時は低光量下においてフラットでやや鈍い絵になりがちだが、雨天時はそれどころの騒ぎではない。
大気中の雨滴や水蒸気の影響によって、ソフトフォーカスフィルターを付けたような絵になる。輝度が高めの個所には光の「にじみ」が出現したりする。
つまり、曇天や雨天においても、被写体となる特有のものが必ずあるのだ。
 
同じ被写体をカラーとモノクロで撮ると構図が異なってくる。モノクロ撮影の場合、構図の構成要素は光と影による濃淡だけになり、色彩のアシストが無くなるからだ。
8月も緑フィルターを常用しているのだが、これによっても構図の構成要素である濃淡のバランスが変わってくる。
 
つまりモノクロの構図を決める要素には、パラメータが数多く存在するのだ。
それなら楽しさ倍増というものだ。多様な条件の中に、「得した」「ついてる」と考えるべき状況は必ず出現するはずなのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

Waiting For A Friend - The Pretty Reckless (lyrics)