【白黒写真】 パンケーキレンズで拾った２０２１年６月の絵
従来決めていた「メインカメラとサブカメラ」という位置づけを止め、サブのα７Ｒは「単焦点パンケーキレンズを付けっ放しにして、撮る撮らないは別にして、いつも持ち歩く」と決め、はや２ヶ月が過ぎた。
パンケーキレンズの焦点距離はいわゆる「標準レンズ」のそれであり、そもそもオートフォーカスを使わないから、なんだか昔々のファミリーカメラを使っているような感覚になる。これが楽しいのだ。
で、さらに、６月はすべて白黒撮影とした。
これによって、たとえば１９６０年代のカメラである「ミノルタハイマチック」が使われていた時代へと、お手軽にタイムワープできることになる。タイムマシーンなど、どこにでも転がっているのだ。
ということはないだろうが、なぜ唐突に「ミノルタハイマチック」という名前を出したかというと、今回使ったレンズがミノルタだったからだ。
いや、説明しないと、ミノルタのパンケーキレンズを使ったことを、おそらく誰一人として気がついてくれそうにもないので。(^^;
色フィルターも併用した。今回、「緑」フィルターを付けっ放しにした。
これによって被写体の緑は白っぽく写るようになる。ひと括りに緑と言っても、それぞれけっこう異なるものだが、もちろんフィルター色に近い緑ほど白く写る。
ここでもし被写体の緑が直射光を受けている状態だと、その個所がかなり派手に白飛びするので、なんだか赤外線撮影をしたような異界感が出現することもある。
で、当然のことながらハマる。当分、これで行こうかと思ってしまうほどだ。
今回の撮影地は、高萩市の海、常陸太田市の西山荘周辺、大子町の「袋田の滝」周辺などだ。それ以外も数枚あるが。
「袋田の滝」だけは別カメラでめぐった時に、一緒に持って行ったものであり、それ以外は「いつも持ち歩く」結果、拾った絵だ。
