トキナーのMFズームだ。デザインから1980年前後に発売されたレンズだと思う。
当時、トキナーのレンズには2つのラインナップがあった。高級バージョンのAT-Xシリーズと普及バージョンのRMCシリーズだ。
このレンズはAT-Xだからトキナーの本気モードレンズと言える。一説には低分散ガラスが使われているそうだが、詳細は不明だ。
焦点域が50-250mmと、けっこうユニークなレンズだ。
望遠レンズを好む人にとっては、標準域までカバーしていることもあり、これ1本でOKという扱いができそうだ。
サイズは単焦点の200/4を少し大きくしたぐらいだろうか。まあ、気軽に持ち運べる範疇にあると言える。
当時、サードパーティのレンズは、一眼レフメーカーのレンズと比べれば価格も安く、「格下」的なイメージがあった。
価格が安くて格下なら、価格を上げればよいかとなるが、高ければ売れない。
メーカーにしてみれば、たまったものではなかったろうし、それだけに闘志?も湧いたろう。
実際、この時期あたりから、一眼レフメーカーのレンズを凌駕するレンズが、サードパーティから次々に登場するのだ。
このレンズはネットでの評価が高い。ネットワーカーたちは特定メーカーからのバックアップを受けているわけでもないから、判断が公平だ。
たとえ一眼レフメーカーのレンズであっても、悪ければバッサリやられてしまう時代になったのだ。
今日はやたらと蒸し暑い。しかし撮影していると身体の中が暑く?なってきて、外気の暑さがあまり気にならなくなる。これはなかなかナイスな状態と言える。
このレンズとは水戸の七ツ洞公園に行こう。英国風シークレットガーデンも花盛りだろう。
七ツ洞公園は、周辺に神社などないのに、神社と等質の雰囲気を持つ不思議な公園だ。おそらく古代人は、神社の位置を決めるとき、ここを見落としたのだろう。
「古代人よ、まだまだぬるいのぉ」と思ったりもする。(^^;
しかしここでは古代墳墓が見つかっており、それが「七ツ洞」の由来らしいから、特別な場所ではあったのだろう。
スズランの写真だけは1ヶ月ほど前に撮っていたものだ。まあ、これもシャッフルして混ぜ込もう。