みぞれ降る日に - 常陸太田市 西金砂神社、西山荘
 
 
使用レンズのご紹介リンク
 
 
暖かい日が続いたと思ったら、みぞれが降り始めた。で、それなら出動するしかない。
使うレンズは水中カメラであるニコノス用35/2.5のEマウント改にした。ここまで入念なら、どこにでも行けるだろう。?
 
それなら山深い断崖上にある西金砂神社に行こう。
西金砂神社は、そもそもは西暦806年に天台宗の宝珠上人が開基した仏教の寺院だったとされているが、それよりも100年ほど前に、修験道の地として開かれていたとも言われている。
諸説あるにしても、西暦1666年、水戸光圀によって寺が廃され、1700年に神社になったのだ。
 
断崖上にあるこの神社は、次の空撮動画にあるように100mの断崖上にある。
 
※ なぜかアメブロではYouTubeの貼り付け機能が、パソコンからではできなくなったっぽい?ので、リンクのみ貼る。
 
場所が断崖上にあるだけに、西金砂神社付近は源頼朝が佐竹氏を攻めたときの、佐竹氏の山城になった。
西金砂神社とは対の存在である東金砂神社に関する 「神仏習合の東金砂神社」 という記事に、そのあたりのいきさつが触れられている。
「頼朝は平家打倒のため勢力を拡大中でしたが、源氏のはずの佐竹氏が参戦しなかったので、しばきにいったんですね」 とある。
 
リンク先はこちらだ。なかなか興味深い記事が満載だ。
神仏習合の東金砂神社
 
戦国二大覇者と言えば源頼朝と徳川家康が挙げられると思うが、佐竹氏は関が原では豊臣方である西軍についた。
それなら佐竹氏は戦国二大覇者と対立したことになるのだが、さまざまな事情があったということだろうし、それも巡り合わせなのだろう。
 
水戸光圀にかかわりがある神社なら、帰路は光圀が引退後に住んだ西山荘にも立ち寄り、撮った写真をシャッフルしよう。