(ETR) ZENZANON-PE 1:5.6 f=250mm
 
 
イメージ 1
 
 
ゼンザブロニカの中判645、ETRシリーズ用のゼンザノンレンズだ。
このレンズはETRシリーズとしては最終世代のものだ。1980年代に入ってから発売されたものだろう。


645フォーマットのレンズは、焦点距離×0.6が、35mm判換算の画面範囲となるから、このレンズは645判では150mm望遠という感覚で使われる。
それなら、このレンズはどのような用途に使われたのだろうか、風景だろうか。

645用レンズを35mmフルフレーム機で使う場合、イメージサークルの中心部だけを使うことになる。
欠点が出やすい周辺部は影響しようがない。そのため、風景撮影などにおいても画面全体にわたって均質な描写が期待できるのだ。

ところで、中判用レンズではバルサム(というか、紫外線硬化型の接着剤)の劣化による曇り玉をしばしば見かける。これはレンズ表面の清掃ぐらいでは対策できない。
しかしこのレンズは6群6枚構成だから、バルサムによる影響はありえない。
古いレンズだが、発売当初からの描写の劣化はほとんどないと言える。
なにかと期待度の高いレンズではある。(^^;
 
なお、ブロニカETR→Eマウントアダプターが見当たらないので自作した。製作手順を次のリンク先に記載した。 

 

 


やたらと蒸暑い。こんな日はこのレンズを連れて、緑豊かな木立の中の道を歩こう。渓流のところどころには小さな滝がある。どこにでもありそうな、なんの変哲もない滝だ。
 
しかし、この滝の岩が5億年前のカンブリア紀のものとわかった。地表に露出している地層としては、このエリア全体が日本最古のものだと判明したのだ。
だからと言って、観光客が押し寄せるようになったわけでもないが、猛暑の中、そんな場所をめぐろう。
 
なお、今回、たくさん撮り過ぎたので記事を2つに分ける。
この記事は(2)だ。(1)はこちら。

 
イメージ 2
 
 
イメージ 3
 
 
イメージ 4
 
 
イメージ 5
 
 
イメージ 6
 
 
イメージ 7
 
 
イメージ 8
 
 
イメージ 35
 
 
イメージ 9
 
 
イメージ 15
 
 
イメージ 10
 
 
イメージ 11
 
 
イメージ 12
 
 
イメージ 13
 
 
イメージ 14
 
 
イメージ 17
 
 
イメージ 16
 
 
イメージ 18
 
 
イメージ 19
 
 
イメージ 20
 
 
イメージ 22
 
 
イメージ 34
 
 
イメージ 23
 
 
イメージ 21
 
 
イメージ 24
 
 
イメージ 25
 
 
イメージ 26
 
 
イメージ 27
 
 
イメージ 28
 
 
イメージ 29
 
 
イメージ 30
 
 
イメージ 31
 
 
イメージ 32
 
 
 
 
ENRIQUE GRANADOS, DANZAS ESPAÑOLAS ,NUMERO 5 ANDALUZA.