RMC Tokina 400mm 1:5.6
トキナーの単焦点超望遠レンズだ。発売された時期ははっきりわからない。デザインから見て1980年代前半のものだろうか。
フルサイズで使う400mmという画角は、「指先に小さめの消しゴムを挟んで、手をまっすぐに伸ばした場合の、消しゴムの範囲」が、大まかには当てはまる。
切り取る範囲はきわめて狭いのだが、それによって意外な被写体を見い出すことができる。
遠くのものを引き寄せるのが望遠レンズだが、視界の中の極小範囲を切り取るためのレンズとも言える。
フルサイズで使う400mmという画角は、「指先に小さめの消しゴムを挟んで、手をまっすぐに伸ばした場合の、消しゴムの範囲」が、大まかには当てはまる。
切り取る範囲はきわめて狭いのだが、それによって意外な被写体を見い出すことができる。
遠くのものを引き寄せるのが望遠レンズだが、視界の中の極小範囲を切り取るためのレンズとも言える。
つまり、超トリミングレンズなのであり、400mmレンズを風景撮影に使う場合、日常の中に潜んでいる異界はあちこちで姿を見せてくれるだろう。
気温は下がったが、湿度は高い。このレンズとはシークレットガーデンがある七つ洞公園をめぐろう。
気温は下がったが、湿度は高い。このレンズとはシークレットガーデンがある七つ洞公園をめぐろう。
英国風の人工的な空間のはずなのだが、不思議に野性味を感じさせる場所でもある。
この季節、シークレットガーデンに花々の香は、幻惑されるほどに満ちているだろう。このレンズとはそんな場所をめぐろう。