Mutar II 2X T*   + BRONICA NIKKOR-P  1:2.8 f=75mm
 
 
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ヤシカ/コンタックス(Y/C)のテレコンバーター、ムター2だ。
テレコンバーターは、レンズ焦点距離を2倍(ほかにも1.4倍、3倍など、いろいろある)にするレンズアクセサリーだ。
画質はどうしても落ちるから、「交換レンズが重いから、荷物を軽くするために、取りあえず持って行こう」的な、あくまでもオマケ的な存在と言える。
 
しかし、設計がカールツァイスのムターシリーズは、1970年後半の発売当時から、その性能は折り紙付きだった。
けっしてオマケにとどまらない、本気設計?で発売されたのだ。
 
 
Y/Cのテレコンバーター、ムターシリーズには1,2,3と3種あるが、2と3は後玉が付き出していない望遠レンズにしか使えない。
つまりY/Cレンズであっても使えるレンズは限られてくるのだが、あくまでも考え方だ。
 
たとえばサードパーティレンズで、Y/Cマウントの望遠レンズなら使えるレンズもあるだろう。
タムロンのアダプトールもそうだ。200mmの[04B]はぎりぎりで干渉して使えなかったが、問題なく使える単焦点望遠レンズは多いのだ。
 
他に大ワザ?として、中判レンズのマウントアダプターでY/Cマウントを使えば、中判レンズのバックフォーカスの長さから、ほぼ確実にムター2や3が使える。
今回はこのやり方で、メインレンズにブロニカニッコール75/2.8を選んだ。
 
この組み合わせだと、関連する社名が「ブロニカ」+「ニコン」+「ツァイス」+「ヤシカ」となり、ほとんどカオス?になって、じつに楽しい。(^^;
 
ムター2によって、75/2.8レンズは150/5.6の望遠レンズになる。
もちろんエレメントの合計枚数もかなり増えるから、焦点距離が拡大されるだけではなく、メインレンズとは別物のレンズになると言える。
 

次のリンクの記事に、マウントアダプターの自作について書いている。
このレンズに関しては、オニのように?簡単だ。
 
 
 
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望遠レンズ専用テレコンバーターは、望遠レンズの焦点距離をさらに2倍にするわけで、一脚や三脚使用の手立ても考えておきたい。
ムター2はやたらと重い。ブロニカニッコールは軽量だが、一般的な望遠レンズに使う場合、レンズと組み合わせたらかなりの重量になる。
ソニーのアルファ系は本体が華奢にも思える。そこでムター本体に三脚座を取り付けた。
荷重をムターで受ければカメラボディへの負荷をかなり低減できるのだ。
 
 
このレンズとはひさしぶりに初夏の袋田の滝に行こう。
冬には氷結する滝だ。平安時代の西行法師は、この滝を「四季折々、一年に四度見たくなる」と言っていたそうだ。
 
それなら、また行くしかない。(^^;
メインレンズのブロニカニッコールは非常に古い設計のレンズで、ハイライトが滲み、シャドーはやや黒潰れ傾向があるのだが、そんなレンズがムターによってどのような絵を描いてくれるのだろうか。
 
 
 
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Mozart/Grieg - Piano Sonata no.16, K.545
arr. for two pianos {Live Lugansky/Rudenko}