MAMIYA-SEKOR C 1:3.8 f=127mm
 
 
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このレンズは、マミヤの中判67サイズのフィルムカメラ、RBシリーズ用の3群5枚のセコールレンズだ。
RBシリーズのカメラは1970年に発売された。大きく重いカメラで、スタジオ写真撮影などプロ向けのカメラだったが、そのレンズ性能の高さから、風景撮影などに持ち出すカメラマンも少なくなかった。

同じRB用の180mmもそうだが、3群5枚というレンズ構成が独特だ。
67判で127mmはほとんど標準レンズだから、テレフォトタイプではないだろう。
あるいは、テッサーやダブルガウスと同時代に登場したヘリアーなのだろうか。それなら興味津々だ。
しばしば、収差が立体感を演出するという話を聞く。ヘリアーは豊麗な描写をするとされているが、収差を抑えきれなかったためにテッサーやダブルガウス、ゾナーの後塵を拝した光学系なのだ。


RBシリーズのレンズはヘリコイドを持たない。ヘリコイドはRB67カメラボディ側に内蔵されているのだ。
つまり、レンズを35mmカメラにつけただけでは、ピント合わせができない。


しかしこのレンズを使ってみたい。ということで、自作マウントアダプターにヘリコイドを合体させた。製作手順は次のリンク先に記載した。

 

 

RB67レンズでスナップ撮影などユニークと言えるのだが、ともかくこのレンズは優秀だ。どうしても使ってみたいのだ。


湿度の高い初夏の日、このレンズとは水戸の六地蔵寺に行こう。
六地蔵というと六体の地蔵としか思えないが、開基が西暦八百七年という古刹のこの寺は、もとは六蔵寺と呼ばれたそうだ。それなら意味は違うのだろう。
 
緑が豊かなお寺だ。緑の中をこのレンズとめぐろう。

 
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Johann Sebastian Bach: Suite in D minor BWV 997 (Baroque Harp)