MAMIYA-SEKOR Z f=250mm 1:4.5 W
マミヤの中判フィルムカメラ、ＲＺ６７シリーズ用のレンズだ。
ＲＺシリーズの焦点距離２５０ｍｍレンズは、上位バージョンであるアポセコールＺと、普及版のセコールＺ－Ｗがある。このレンズは普及版の方だ。
４群５枚という構成のレンズはＲＢシリーズでも同じものが出ていたが、光学系まで同じなのかどうかは不明だ。
マミヤの６７用セコールレンズはそもそもスタジオでの使用が前提だったのだろう、ともかく大きく重たい。
このレンズを持ち出すときは、筋トレでもしている感覚？になるが、まあ、スナップ撮影まで考慮されたレンズではないのだろう。
ＲＺ用のＥマウントアダプターは滅多に見かけないので自作した。
マミヤの中判カメラＲＢ／ＲＺシリーズのヘリコイドはレンズ側ではなく、カメラボディ側についている。そのため、レンズ単独ではピント合わせができない。
しかしこのレンズを使ってみたい。ということで、自作マウントアダプターにヘリコイドを合体させた。製作手順は次のリンク先に記載した。
先日は雨が降ったが、晴天の今日は気温も上がり続けている。降雨と昇温によって、緑はさらに拡大してゆくだろう。
このレンズとは、ちょうど２か月前にはまだ雪や氷が残っていた龍神峡に行こう。
水辺は新緑におおわれているだろう、そんな中を、このレンズと歩こう。
Arcangelo Corelli ~ Concerto Grosso No. 1 in D major