S ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm 1:3.5-4.5
OLYMPUS
撮影はα7Rで行ったが、この写真のカメラはOM-10だ。
ワインダーやマニュアルアダプターを付けると、わくわく感が高まる。
1980年代の初頭にオリンパスから発売されたズームレンズだ。
このレンズは、入門ユーザーをターゲットにしたOM-10など、OM二桁ナンバーのキットレンズ的な存在だった。
レンズ名の頭に「S」が付くが、これはオリンパスの自社製造ではなく、サードパーティ製であることを示す。このレンズはコシナ製だ。
プラスチック鏡筒のこのレンズはどことなくチープなイメージがあるが、ネットワーカーたちによる写りの評価は高い。個人的にも同感だ。
コーティングの色がとてつもなく美しいレンズだ。「これは良く写るぞ」と、なぜか確信させられてしまうのだ。(^^;
このレンズとは、棚倉の八槻都々古別神社に行こうか。
創建がヤマトタケルの時代にまで遡るとされるこの神社は、それなら神話時代からこの地にあるのだ。
国道に面しているにもかかわらず、深い森林の中にいるかのような雰囲気を持つ境内を、このレンズとめぐろう。
Beethoven: Sonata No.30 in E Major, Op.109 (Goode, Levit)