MC TELE ROKKOR-PF 1:2.5 f=100mm minolta


 

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撮影はα7Rで行ったが、上の写真はレンズと同時代の、ミノルタ X-1だ。



このレンズは1973年に発売されたMCロッコール100mmの中期型だ。
前期型は1968年に発売されたが光学系は同一であり、この中期型をもって5群6枚構成の光学系は終了する。
1976年発売の後期型から5群5枚の新光学系になり、これはMDシリーズへと引き継がれてゆくのだ。


「MC」ロッコールは、ミノルタの第二世代一眼レフ用に開発された。このシリーズから、ミノルタ一眼レフの測光方式は開放測光となったのだ。


レンズ名にPFとあるように、当時のロッコールには、アルファベット2文字が付記されていた。
これは「*群*枚」というレンズ構成を示している。


群数 T=3,Q=4,P=5,H=6,S=7,O=8,N=9
エレメント枚数 C=3,D=4,E=5,F=6,G=7,H=8,I=9,J=10,K=11,L=12

つまり、このレンズのPFは5群6枚構成となる。

100mmという中望遠レンズの焦点域は、肉眼で視認する被写体を「注視する」という感覚がある。
135mm以上の望遠レンズとは異なり、望遠レンズらしさはやや希薄だ。注視するという一点で、50mm標準レンズとの相違を感じさせるレンズなのだ。



このレンズとは、先の大雪の名残を探してこよう。
平地では陽の当たらない日陰にしか雪は残っていないが、山深い渓谷にはまだ雪も残っているだろう。
そうして帰路は、海に沿った道を選ぼう。冷えた渓流はそこに至っているのだ。



なお撮影枚数が増えたので、記事を二つに分ける。
この記事は(2)だ。(1)はこちら。

雪残る渓流のたどり着く場所 (1) - ミノルタ MC 100/2.5 ◇

 

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雪残る渓流のたどり着く場所 (1) - ミノルタ MC 100/2.5  ◇


 

Julian Bream, live audio recording 1968-Part 5,Guitar