ZUIKO AUTO-T 100mm 1:2  OLYMPUS


 

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撮影はα7Rで行ったが、この写真のカメラはOM-4だ。



1970年代の初頭、オリンパスから登場した革新的な一眼レフカメラシリーズ、OMシステム用の100mm中望遠レンズだ。
レンズの名称は「G-ZUIKO」
「ZUIKO MC」「ZUIKO」と変遷したが、これは後期のマルチコートバージョンだ。

ともかく並外れて評価の高いレンズだ。ズイコーレンズ特有の、描写の線の太さ、立体感、深々とした階調表現、そうして独特の濃さが、このレンズには特に強く感じられるのだ。
個人的には、ズイコーの描写に感じる濃さとは、深い甘みだ。熱烈なズイコーファンがいることも納得なのだ。


レンズ名「ズイコー」の由来は、創業時の社名「高千穂製作所」から来るとされている。「高千穂の瑞穂の国」から関連付けて、「瑞光→ZUIKO」としたとされているのだ。


ZUIKO名の最初のレンズは1936年に発売されたから、もう80年も前にZUIKOという名前は登場している。
レンズに独自の名を付けたメーカーは多いが、「瑞光」という名称は、アイレス社の「コラール(珊瑚)」と並んで、美しい名前だと思う。


ちなみに、社名「オリンパス」の由来は、神話時代にまでさかのぼる。
神々の集まる「高千穂」を、ギリシャ神話の神々が集まる「オリンポス」に重ねたとされているのだ。



このレンズとは一緒に海に行こうか。先日の龍神峡での撮影は、このレンズにもバトンタッチして、ここに少しばかり混じっている。
山の峡谷の絵を、海辺の絵に重ねるのも楽しいだろう。



 

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Karl Richter - Organ Works / Prelude & Fugue In E-Flat - I. Prelude - BWV 552